2025 女子美術大学付属高等学校・中学校 生徒のクチコミ。私たちの学校自慢

「絵を描くのが好き」「作るのが楽しい」。そんな子どもたちの内から湧き上がるシンプルな情熱を、何よりも大切にしているのが、東京都杉並区の閑静な住宅街に校舎を構える、女子美術大学付属高等学校・中学校です。
表現のスタイルも、学校生活への向き合い方もさまざまな生徒たちが集うなかで、学業や部活動、行事に意欲的に取り組む高校2年生に、学校の魅力についてお話を伺いました。

お話

女子美術大学付属高等学校・中学校の口コミ
女子美術大学付属高等学校・中学校
高校2年生 A.K.さん

洋舞部での経験を通して、
ゼロから形にする楽しさを実感

女子美祭と高3の送別会で、ダンスを披露する洋舞部の部長を務めています。
中1で入部したときは、まったくの初心者でしたが、練習を重ねるうちにのめり込み、中3で運動会の応援団を経験。高1の秋、先輩が引退するタイミングで行われた幹部を決める面接で、部長になりたいという思いを伝え、部長に指名されました。
部長の仕事は、練習スケジュールの管理や全体のとりまとめなど、責任が大きいですが、自分たちの手でゼロから作品を作り上げていく過程がたまらなく楽しいです。

特に、本番1カ月前からは毎日リハーサルのような通し練習があり、全体の完成形が見えてくる時期。
みんなで作ってきたダンスが一つの作品として完成に近づいていくのを見ていると、それまでの努力や仲間との時間が思い出されて、胸が熱くなります。引退を迎える10月の女子美祭では、過去最高のパフォーマンスを披露したいです。

女子美術大学付属高等学校・中学校の洋舞部

細部までこだわり抜いた最高のパフォーマンスを目指して、本番4カ月前からは毎日練習に励みます。(女子美術大学付属高等学校・中学校)

授業も行事も、創作の機会がいっぱい!

女子美の魅力のひとつは、美術の授業以外でも創作する機会がとても多いことです。たとえば英語の授業では、中高生向けの商品を企画し、英語でプレゼンテーションを行う課題があり、美術と語学が無理なく結びついていると感じました。

データの活用を扱った数学の授業でも、グラフから読み取れる情報をもとに商品を考案し、制作とプレゼンを行う機会がありました。たとえば、中学生でスマートフォンを使う人の割合を調べたグラフをもとに、消費者のニーズを考え、商品づくりに生かしました。こうした表現をする機会が積み重なることで、発想力が自然と身についています。

また、ひとり1台のiPadを活用し、中学生からプレゼン資料作りに取り組んできました。わからないことは友だちと教え合い、アイデアを出し合う中で、テーマのまとめ方やスライドのデザイン、発表の仕方など、プレゼンに必要なスキルが少しずつ身についていくのを感じました。グループでひとつのものを作るプロセスがとても楽しいです。

実は、洋舞部でも、衣装は自分たちで製作しています。最上級生が考えたデザインをもとに、部員一人一人が自分の衣装を自分の手で仕上げていきます。最初は苦戦しましたが、回数を重ねるうちにできるようになりました。

女子美術大学付属高等学校・中学校の運動会のための制作物

運動会のために生徒たちが手がけた制作物は、細部までこだわりが詰まっていて完成度の高さが光ります。(女子美術大学付属高等学校・中学校)

生徒も先生も個性派ぞろい
自分と合う仲間が見つかる場所

女子美の先生たちは、授業もキャラクターも個性豊か。たとえば、自作の俳句を披露する国語の先生や、学生時代のおたまじゃくしの研究について話してくれる理科の先生もいます。話が面白いから、授業も楽しいです。

個性豊かなのは、先生たちだけではありません。ツッコミが上手な子がいて盛り上がったり、マニアックな趣味でつながったりと、女子美の生徒たちは、自分らしくのびのびと学校生活を楽しんでいます。

「自分の趣味をわかってもらえないかも」と思う子でも、きっと話の合う仲間が見つかるはず。一人でいることが好きな子も、無理に合わせる必要はありません。それぞれの個性が尊重され、自分らしく過ごせる学校です。

女子美術大学付属高等学校・中学校のカフェスペース

ランチタイムにはカフェスペースで思い思いに過ごす生徒たちの姿も。(女子美術大学付属高等学校・中学校)

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