玉川聖学院中等部・高等部は、キリスト教に基づく3つの教育方針「かけがえのない私の発見」「違っているからすばらしいという発見」「自分の可能性、使命の発見」を掲げています。
ICT教育や多様な体験学習を通じ、グローバルな視野と自己探求の力も育成します。学院長の安藤 理恵子先生に、玉川聖学院中等部・高等部の特色ある取り組みなど、注目のポイントをうかがいました。

(玉川聖学院中等部・高等部)
キリスト教の教えに基づく3つの教育指針
玉川聖学院中等部・高等部では、「かけがえのない私の発見」、「違っているからすばらしいという発見」、「自分の可能性、使命の発見」という、キリスト教に基づいた3つの教育方針を大切にしています。
毎朝、中高それぞれがホールに集まって行われる礼拝では、「人間は偶然生まれたのではなく、神がお造りになったもの。
誰もが愛されているかけがえのない存在」とのメッセージを繰り返し生徒たちに伝え続けています。
本校に入学して初めてキリスト教の世界観に触れる生徒が多数いますから、この話は何度も繰り返します。生徒たちに安心感を与えるとともに自己肯定感を育むためにも大切なメッセージです。

玉川聖学院の朝は礼拝から始まります。学院内の施設、キンレイホール、谷口ホールにて讃美歌を歌い、聖書の言葉に耳を傾け、心を落ち着けて1日をスタートします。(玉川聖学院中等部・高等部)

2つのホールにはドイツから取り寄せた本格的なパイプオルガンが設置されています。礼拝では、プロのオルガニストがパイプオルガンを演奏。クラブ活動のひとつ、オルガン教室に所属すると、レッスンを受けることができます。(玉川聖学院中等部・高等部)
自分自身をかけがえのない存在として大切にできると、自分とは異なる考え方や価値観を持つ他者のことを受け入れやすくなります。
平等、多様性などの意味を頭では理解していても、自分のこととしてリアルに感じるには、何より、体験的な学びを通してさまざまな人との出会いを大切にすること。
そこで、玉川聖学院中等部・高等部では、6年間を通して、数多くの宿泊をともなう研修旅行や体育祭、音楽会などの行事を準備し、生徒たちが仲間との絆を深め、お互いを認め合える環境を整えています。

音楽会は横浜みなとみらいホールなど、本格的な設備が整ったホールで開催。中1から高3まで全学年が集う一大イベントで、クラスごとの練習にも力が入ります。(玉川聖学院中等部・高等部)
また、生徒が自分の興味あるものを選んで自主的に参加する体験学習システム「玉聖アクティブプログラム(TAP)」には、校外での英語コンテストへの参加、ウガンダ孤児たちとの交流、高齢者と過ごすワークキャンプ、保育実習、東北被災地でのボランティアキャンプ、農園での収穫体験など、さまざまなプログラムがあり、学校以外での「他者とのつながり」も大切にしています。
これらの学びを通じて、最終的に生徒たちに見つけてほしいのが「自分の使命」です。好きなことを追求するだけでは、いつか何かの拍子に心が折れることもあるかもしれません。でも、そこに、人の役に立ちたい、誰かを助けることができるといった使命感があれば、きっと乗り越えられます。本校の生徒たちには、そうした思いを持って将来を見据えることができる女性になってほしいと願っています。

高校生を対象としたTAPは、地球共生、人間社会、サイエンス、芸術・メディア、言語コミュニケーションの5つのテーマに分類された多種多様な体験プログラムから、興味のあるものを自由に選んで参加することができる実践的体験学習システムです。(玉川聖学院中等部・高等部)
手で書くことも、ICTも両方を重視
自分がやるべきことを見つけるには、多くの体験から得られた学びを振り返り、自らのものとして言語化していくことが重要です。そこで、本校の授業では、自分の考えを手書きで記すこと、そしてそれを発表する機会が多いのも特長のひとつです。
中等部では3年間の総合学習の学びを修了論文としてまとめ、発表します。高校1年、高校2年の「総合科・人間学」の授業でも、各自のノート作成、グループディスカッション、発表を重視しています。
一方で、最先端のICT教育にも積極的に取り組んでいます。中学1年から学習ツールとしてChromebookを使い始め、高校1年からはiPadを1人1台所有。ドローンによるカメラ撮影、3Dプリンタでの作品制作など、新しい技術も次々と取り入れ、生徒たちが日々進化する世の中に臆することなく羽ばたいていけるようサポートしています。

中学1年からICT教育に取り組み、ChromebookやiPadを学習や日々の学校生活で使用するツールとして活用しています。あわせて情報リテラシー教育も大切にしています。(玉川聖学院中等部・高等部)
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