昭和女子大学附属昭和中学の生徒に聞きました「私たちの学校自慢!」

特色ある活動や施設、勉強、行事、部活についてなど、通っていてこそわかる学校の自慢ポイントを昭和女子大学附属昭和中学校の在校生が教えてくれました。

メンバー

  • 3年(中3)・Aさん

    自分たちの学校は自分たちで!
    生徒主体でつくる昭和祭は
    自慢の行事のひとつです。

  • 5年(高2)・Oさん

    昭和でのたくさんの経験が
    自分の可能性を広げてくれる
    夢は必ず見つかる!

お話

昭和女子大学附属昭和中学 私立中学 東京都 ビタミンママ高1・Aさん
自分たちの学校は自分たちで!
生徒主体でつくる昭和祭は
自慢の行事のひとつです。

昭和のよさを伝えたい!
受験生に向けて魅力を発信

小学生のときに始めたドッジボールに夢中で、中高でも続けたかったというAさん。
昭和女子大学附属昭和中学校(以下、昭和)にはドッジボール部があることから、第一志望に決めたそう。

「海外(シンガポール)での生活が長く、そこで培った英語力を維持したかったので、グローバル留学コースがあることも魅力的でした」。

そんなAさんが今、最も打ち込んでいるのが委員会活動。受験を決める際、昭和のホームページには行事や部活、学校の日常などの情報がしっかり掲載されており、学校生活が具体的にイメージできたそう。

そして自身が入学してからは、「今度は私が昭和を目指す子たちに魅力を発信したい」との思いから、総務部広報部門に所属。
広報記事を作成、発信しています。
「記事を作るのはたいへんですが、昭和を志望してくれる受験生が増えるとうれしいですね」。

昭和女子大学附属昭和中学 私立中学 東京都 ビタミンママ

生徒の要望に端を発するドッジボール部。全国的にも珍しく近隣の学校に対戦相手がいないため、社会人チームを相手に試合をすることもあるそう。中高一緒に活動しています

他学年合同活動で感じる
先輩への憧れが自分の成長に

部活動や委員会活動、特別合同授業など、先輩の活躍を目にする機会が多いのも特長です。
グローバル留学コースでは、中学3学年合同のスピーチコンテストも。1・2年生は決められた文章を暗記する生徒と、3年生と同様に各々でテーマを決め、文章を作成する生徒に分かれて発表します。

また、いかに聴衆の耳目を集められるかも重要で、発表の仕方には創意工夫も求められます。

「私は海洋汚染をテーマに、さまざまな資料で知識を深め、先生に相談もしながら原稿を作りました。
先生や友だち、先輩から『すごくよかったよ』って言葉をもらったときは練習の成果が出てよかったとうれしくなりました」。

1年のとき、堂々とスピーチする先輩の姿に圧倒されたというAさん。
「いつかは自分も」という憧れが成長につながり、そういった機会が昭和にはたくさんあるのも大きな魅力です。

中学のグローバル留学コースの3学年合同で行われるスピーチコンテスト。自分で原稿を作成し、ジャスチャーを交えるなどいかに聴衆を魅了するか、その話しぶりも問われます

中3・A さん
私の学校のここが好き!

学校の魅力を発信 総務部広報部門


Aさんが所属する委員会はホームページなどで、部活や行事、日常など学校のさまざまな魅力を紹介するのが主な仕事。夏休みには生徒主催の学校説明会も行っており、受験生に好評です

世界に視野を広げる多彩な海外研修


2年生(中2)全員が参加するボストン研修のほか、アジアディスカバリー、カナダ留学など海外を訪れる機会が豊富で「語学と異文化を知り、世界に目を向けるよい機会になります」

お話

昭和女子大学附属昭和中学 私立中学 東京都 ビタミンママ5年(高2)・Oさん
昭和でのたくさんの経験が
自分の可能性を広げてくれる
夢は必ず見つかる!

昭和で見つける自分の将来
先生方の後押しも心強い

洋画や海外の文化に興味があり、「中2で行くボストン研修にときめきました」とOさん。
入学した時点では明確な夢がなかったそうですが、学校で経験してきたさまざまな活動から、将来は世界の問題解決に貢献できる企業に就職したいと話します。

「行事はもちろん、学外の講師を招いて講演会が開かれたり、海外研修があったり。昭和に入ったからこそできた経験がたくさんあります。

将来、まだ何をしたいか決まっていない人でも大丈夫。未来の可能性が広がる経験をたくさん積めますから」。
親身になって話を聞いてくれる先生方の存在も心強く、「なんでも相談できます!」。

文化祭実行委員を中心に、生徒が一丸となってつくり上げる昭和祭。5年生(高2)は昭和史上初のジェットコースターに挑戦。ヘルメットを装着して作業する姿が「かっこいい!」と校長先生も称賛

生徒主導で進める行事
昭和祭は見どころたくさん

毎年11月に行われる昭和祭(文化祭)。
Oさんは昭和祭実行員として、2023年度は規制のない、コロナ前の状態に戻して開催できるよう、準備に追われる毎日を過ごしています。

「私たちの自慢の行事なので、できるだけたくさんの人に見てほしい。在校生にも、来場してくださった方々にも、一期一会の気持ちを大切に、思い出に残る昭和祭にしたいですね」。

昭和祭実行員は2期制で、5年(高2)のOさんは2期目。
昨年は率先して動く先輩方の補佐として働き、見て学んできたと言います。

「いざ、自分たちが上に立つと、先輩の偉大さが分かります。
昨年は補佐的な仕事でしたが温かみのある先輩の姿に憧れていました。
次は私たちが後輩に、そんな姿を見せたいと思います」。

後輩は先輩の姿に憧れ、先輩は後輩に温かみをもって接し、やさしく指導する。そんなよき伝統が受け継がれていることを、実行委員として活動する中で感じられた、とOさん。

「委員会活動以外にも有志を募って開催される取り組みがたくさんあります。積極的に参加すると、昭和の毎日がもっと楽しくなりますよ!」。

外部の講師をお招きして、さまざまな講演会が行われます。写真は夢をかなえる英単語「ユメタン」の作者、木村達哉先生。1年生を対象にジョークを交えながら英語の勉強法などについて講演

高2・Oさん
私の学校のここが好き!

有志の活動に参加し自分の興味を追究


Oさんが参加する有志の活動「オペレーション・グリーン」。1〜5年生まで約60名が参加し、電力消費やごみの排出問題などに取り組み、持続可能な学校を目指すという、生徒主体の活動です

友だちとの仲を深めるブレイクタイム


8時始業で朝が早く、朝食をきちんと取れないという生徒のために2限目と3限目の間に設けられたブレイクタイム。軽食を取りながら友だちとおしゃべりする時間は、とても楽しいひとときだそう

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