中学受験を目指すママとお子様へ 新学年のリズムの作り方とは?

ニックネーム はな
中3の長男ナツオと小5の次男フユトの二児の母。ナツオは偏差値30台からスタートし、二人三脚で頑張った甲斐あって、偏差値60越えの志望校に合格。次男フユトも自然と中受の道へ。ちょっと余裕の心持です。

新学年が始まってひと月が過ぎ、少しずつお子様&保護者の皆様の生活リズムが整ってこられた頃でしょうか?我が家では2度目でも全く整ってないどころか迷走しております(汗)今日は現在フユトの迷走状態と兄ナツオの記憶を思い出しながら、2人の家庭学習についてお話しようと思います。

【目次】
1. フユトの現在
2. ナツオの過去
3. SAPIX受験報告会
4. 早稲田アカデミー受験報告会


1. フユトの現在

前回のブログでお話したようにフユトは会場見学をした事により、「受験生」の自覚が芽生えそのままひと月を過ごしてきました。母のやる気スィッチはなくとも頑張る息子を褒めてあげたいと思います。しかし生活リズムはと言えば…元々早寝のフユト、通塾回数が増えた事よりも就寝時間が遅くなったことが体に応えているようで、初めて体調不良を口にしました。
現在塾のある日は15~20分で終わる復習・平日1日は習い事(運動系)・残りの1日で総復習というスケジュールで勉強をしています。このリズムを続けてみると・・・どの教科も勉強が中途半端。算数に至っては宿題をしただけでテストに臨むという恐ろしい状態になっています。そしてその結果がしっかり反映されてしまうという驚愕の事実(汗)


少ない勉強時間で内容の見直しが必要になっている状態が現在のフユトです。そこで考えているのは「学習の理解度」を本人の感覚で判断させ、週替わりで科目の比重を変えること。これにはかなり危険が伴うのでやりたくなかったのですが・・・
見通しの甘い男子、しかも出来ない自分を客観視しないだろうフユトに求めていい事なのか正直分かりません。一時的に成績が下がるのは否めませんが、この先の学習に繋がる学び方だと思うので挑戦してみることにしました。結果どうなっているのかまたこちらでお話しますね。

2. ナツオの過去

新6年のナツオ・・・スタートそれは絶好調でした。ナツオは5年の時にオプション講座を2つ受講していたので、元々週2回の3コマ授業に慣れていた為就寝時間に変化は起きなかったことと、新6年から習い事は全て辞めていたので平日2日の勉強時間が取れたことが大きく影響していたと思います。そして体力がかなりあるナツオは疲れ知らず、ペースが作りやすかった記憶があります。
兄ナツオも就寝時間が早く、塾のある日は勉強なしでそのままお風呂&食事だけで就寝。平日2日は1日算数を中心に、残り1日に理社を勉強していました。「え?国語は?」って皆さん思われましたよね。ナツオはこの時期国語の家庭学習は一切していませんでした(笑)


勉強内容は全て母が決めていました。そしてずっと隣でつきっきりで教えていたので、塾のない日は本当に大変。ナツオとフユトが小学校の間に一切の家事・夕飯の準備まで終わらせ、学習構成を考えていた母。家庭学習の事前準備はかなり時間がかかったので、今考えるとよくやりきったなという印象です(笑)これがやらされた受験のナツオの生活リズムで、ナツオは言われるまま家庭学習をこなしていくという毎日でした。そしてそれは受験意識の低いナツオには最適な方法だったと思います。
兄弟2人に共通して意識している事・・・それは決して無理をさせない事です。新6年であっても無理は禁物だと私は考えています。しかしそれは子供の意のままになるというわけではありません。無理はさせないけれどもさりげなく子供を導く事は忘れずに・・・!みなさんもお子様の性格や本人を取り巻く環境から最適なリズムを見つけてくださいね。

3. SAPIX受験報告会

2019年度首都圏中学入試の動向と入試問題の分析で2部構成の受験報告会に参加してきました。簡単にまとめましたので良ければご参考にしてくださいね。

① 入試の動向

・大学付属校・系属校の人気
・英語入試の増加
・インターネット出願の増加
・偏差値65以上の中学校への応募者増加
・1教科午後入試の増加

② 入試問題の分析

〔算数〕高い計算力と正確な作図・手間を惜しまない作業が求められた。
〔国語〕原点回帰・普遍性のテーマと生きた形で言葉や表現を味わう事を求められた。
〔理科〕分野横断型出題・難易度アップ・作図&作業能力が求められた。
〔社会〕知識の活用力・日常生活を切り口とした出題や解決法の提示を求められた。

去年参加した受験報告会のまとめと比較したところ、算数・国語・社会の3教科については、去年と同じ分析内容(ほぼ変化なし)になっていました。大きく変わったのは理科の難易度が高くなったことです。日常生活の「どうして?」という興味・関心を大切にしてほしいという中学校からのメッセージが問題に反映された事で、知識を使った作図・作業が必要になり、分野を超えた出題を多角的に考察する力が求められているように感じました。

4. 早稲田アカデミー中学入試報告会

2019年中学入試の映像・中学入試概況と今後の展望・科目別問題分析の3部構成の報告会に参加してきました。報告会の最初に流れた映像には思わず涙が流れてしまい、熱心な、と評される早稲田アカデミーに納得しながらお話を拝聴しました。

① 中学入試概況と今後の展望

・インターネット出願の増加(合格発表もネットにて)
・中学受験率の増加
・午後入試の活用が当たり前に
・共学人気
・附属・半付属校人気

【合格に必要なもの】
・合格までの道がある⇒ゴール設定から逆算する
・マイルストーンがある⇒短期目標設定
切磋琢磨できるライバルがいる・仲間がいる(SAPIXの強さの理由)
やる気にさせる講師がいる

② 科目別問題分析

(例)算数
・問題の長文化・記述問題の増加
・作業力の必要性
・典型問題からの派生はまだまだ続く⇒解法・知識の定着は大前提

データ・情報だけではなく、「合格するために出来る限りのことをする」という塾の熱意が伝わる説明会でした。問題分析は冊子にあるので・・・という事から具体的に勉強方法(基本)の説明は受験を始めたばかりの新4年生にも為になると思います。
同時期に対照的な塾の説明会に参加して感じたのは、塾を決める前に候補の受験報告会に行くのがいい!ということでした。これから受験をお考えの皆さまはどんどん足を運ばれることをお勧めします。


目指せ兄越え!2020年中学受験記~はなのつぶやき~

アメブロでも受験に限らず日々のたわいないことを呟いています。弟フユトののんびりした受験模様も良かったらご覧くださいね。今日のブログではナツオ&フユト受験談(続)を書いています。


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