メンバー
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Tさん
港北区在住。中1長女 小学生次女のママ
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Mさん
港北区在住。中1長男 小学生長女のママ
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Kさん
青葉区在住。 高1長男 中1長女のママ
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Aさん
青葉区在住。高2長男 中3次男のママ
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Yさん
青葉区在住。社会人長女 大学生長男のママ
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Hさん
青葉区在住。中3長男 中1長女のママ
「中学受験」は「親子受験」あなたはどう考えますか?
―受験を振り返ってみていかがでしょう。
(Kさん) 受験までたくさん言い争いもしましたし、入学後もなかなか勉強に本腰を入れない長男でしたが、中学の3年間でやりたいことを見つけられたようです。今では勉強にも積極的に取り組んでいて、これまでの苦労が報われた気がします。目標を早めに持っていた長女を見ると、中学受験は将来を考える第一歩なのかもしれません。
(Aさん) 何かに打ち込める時間が一貫して6年間あるということは、精神的なゆとりを与えているようですし、何より自分自身を見つめる時間がたくさんあるように感じます。今は、行事や部活動にも全力投球していますが、勉強するときは集中するなどメリハリのある生活を送っています。
(Tさん) 私は算数や理科が苦手なので、主人に教えてもらっていました。ただ、主人の帰宅が深夜になることが多かったので、就寝前に解けなかった問題を娘がリビングのテーブルの上に置いておくんです。主人は疲れて帰宅しているのに、翌朝までに解き方を書いたメモを必ず返していました。子供たちはそのメモを見て、「お父さんってすごい!」と感動。父親の株が急上昇するとともに、家族としての結束力が高まりました。中学生になった娘は今も父親が大好きで、一緒に買い物に出かけるなど仲が良いのは、そのときの主人の頑張りへのご褒美かもしれません。
(Hさん) うちの子供たちの場合はミニバスケットボールでしたが、やりたいことと受験を両立するなかで、強い意志をもち、集中して勉強ができるようになったと感じます。また、中学受験を通して家族で話し合う機会が増えたこともよかったことのひとつです。
(Yさん) 私立中学は建学の精神がしっかりしているので、ちゃんとチェックすることが大切だと思います。はからずも息子は私立中学と公立中学の両方を体験しましたが、どちらに進学するにしても将来の目標が定まるような教育環境を用意できればベストですね。
(Mさん) 「お母さんはあまり入れ込みすぎず、ちょっと離れて見守ってあげてください」と塾の先生から言われたことがあります。まだ、10年ちょっとしか生きていない子供を受験のストレスやプレッシャーから守り支えるのは母親の役目! と力みすぎていたようです。その言葉は、私の肩の荷を降ろしてくれ、そして子離れを促してくださいました。塾の先生の存在は息子にとっても大きく、「親以外の大人で、心から信頼できる人」に出会うことができたと感じたようで、息子の心が大きく成長しました。
中学受験への考え方はさまざまですが、受験をしたからこそ得られた貴重な経験はその子供の数だけドラマがありそうです。いずれにしても、さまざまな選択肢のなかから、子供に合った教育を見つけることが大切だと感じる貴重なお話でした。
では、我が子にはどんな教育があっているのか? ビタミンママスタッフが中高一貫校に出向き、普段の学校生活を取材しました。いま、各校がどんなことに力をいれているのか、どんな人材を育てることが目標かがテーマです。
ビタミンママホームページには、人気の中高一貫校の制服特集や、中学受験真っ只中のお子さんとママの日常を綴るブログも連載しています。ぜひご参考にしてください。