おおたとしまさ氏講演会レポ『本当に子供のためになる事』

 

こんにちは!中学受験ブログライターの紫です。

6月16日ハウスクエア横浜で開催された、ビタミンママプロデュース おおたとしまさ氏の講演会に参加してきました。

『目指せ!笑顔で合格 親も成長できる中学受験「必笑法」とは?』



私がおおたさんを知ったのは、ダイアモンド社から出ている『学校研究シリーズ』を読んででした。

興味がある学校があり手に取ったのですが、学校からの説明をただ書いているのではなく、おおたさんが疑問に思ったこと、興味深く思ったことを学校に質問して書いているので、説明会やホームページでは見えてこない学校の一面が見えてきて、とても参考になりました。

おおたさんのは、このような学校についての本以外にも、子育てや中学受験に関する本を何冊も書いていますが、一貫して『本当に子どものためになる事は何か』について書かれているように感じます。

受験終了組ではありますが、どんなお話しをされるのか、興味津津でした。

会場には、親子で参加の方も見られ、皆さん熱心にメモをとられていました。今回の講演会では、中学受験をするに当たっての親の心構えが語られていたように思いました。

1時間の講演でしたが、ついつい親が陥りそうになる中学受験の落とし穴をいくつか紹介されていて、終了組の私は聞いていて、あぁそうだったなぁ、と思うことが多々・・・

つい偏差値の数字に目が行きがちになって、子どもの頑張りを認めてあげられなかったり・・・

偏差値ではなく校風で選ぶんだ!長男と碧に合った学校なら偏差値なんて関係ない!と心に刻んでいたつもりでしたが、いざ受験する学校を決めるとなると、偏差値が気になり心が揺れに揺れ・・・

そんな時、この『必笑法』に書かれていることをお守りとして心に持っていれば、揺れ動く自分の軸を修正してくれるのではないかな、と思いました。

講演の最後に、『中学受験は選択の連続』というお話しが出てきました。これ、本当にそうだと思います。

この選択でいいのか、もっといい道があるんじゃないか、と事ある毎に私もすごく悩みました。

おおたさんは、「決断の善し悪しは、決断した後に決まる」と言っています。正解は選ぶのではなく、自ら作り出すもの、だと。

どこの塾にするか
どの学校を受験するか
どの学校に進学するか

悩んだ時に思い出したい言葉ですね。

どんな選択をしても、その後の行動によってはその子にとって『正解』になり得ると思えば、親もちょっとおおらかな気持ちで、子どもを見守れるような気がします。

そして(時には鬼のように怒ることはあっても)母は笑って受験をする子に寄り添いたいですね。


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