【座談会2019】海も教室、開放感溢れる風通しのいい校風

メンバー

高橋 純校長

  • Aさん

    長男が高3に在籍

  • Bさん

    長男が高3に在籍

逗子開成中学校・高等学校
創立以来、「人間性を開拓・啓発し、人としての務をなす」という意味を込めた「開物成務」を教育の原点として持ち続け、校舎の目の前に広がる雄大な逗子の海を活用した、同校ならではのプログラムで強壮な身体を育みます。海洋人間学を教育の大きな柱の一つとして重きを置き、世界をつなぐ海を常に意識しながらの学びが、生徒の視野をも世界へと広げていきます。

「我が校自慢」をとことん!校長先生×保護者 座談会を開催!

ここが魅力①
オープンキャンパスでは在校生が本音で学校を紹介

Aさん
たくさんの学校を見学しましたが、この学校には校舎を覆う壁やネットがないことに驚きました。開放感に溢れていて、学校中で太陽や海や風など、自然のエネルギーを感じられたのは他にはない魅力でした。


▲緑と海の香りが爽やかな通学路(逗子開成中学校:神奈川県逗子市)

高橋校長
実は私がこの学校に来た30数年前は高い塀がありましたが、地域とのつながりを大切にしたいという考えのもと、すべて取り払われました。結果、海や山などの自然と一体になった明るく開放的な雰囲気になったのだと思います。


▲アジア研究旅行はベトナム、マレーシアなど5カ所の中から選択(逗子開成中学校:神奈川県逗子市)

Bさん
学校見学のとき、校内を案内してくれた高1の在校生が「実は一次試験で落ちたんだ。でも、どうしてもこの学校に入学したくて、あきらめずにがんばって二次で合格できたんだ。君も困難があっても、あきらめないでがんばってね」と息子に言ってくれました。

取り繕っていない、先輩の真の言葉に息子も感銘を受けたようです。息子も入学後、オープンキャンパスで先生との掛け合いで学校を紹介しました。一切打ち合わせなしのぶっつけ本番でしたが、それがかえってありのままの逗子開成を紹介できたと思います。

高橋校長
オープンキャンパスは逗子開成のありのままをお見せするように心掛けています。生徒たちもいいところだけでなく、すごくオープンに話しますがそれが見学に来た方々に好評なようです。中1から社会科のフィールドワークや英語表現など発表の場が多いせいか、プレゼンテーションはとても上手ですね。

ここが魅力②
先輩、後輩、たくさんの個性が輝く。それぞれの心地良い居場所がある環境


▲全力の熱戦に応援にも力が入る体育祭(逗子開成中学校:神奈川県逗子市)

Aさん
同じ学年の友達同士だけではなく、先生と生徒、先輩と後輩との信頼関係が強く、人間関係に恵まれました。卒業した先輩に相談にのってもらうこともあるようです。先生方も優しく頼れるお兄さんのような存在です。

友達についてもそれぞれの個性をきちんと認め、「彼は自分にはないこういうすごいところがあるんだよ」と受け入れる寛容さが身に付きました。

高橋校長
自分が好きなことを追究するタイプの生徒が多いです。場合によってはそういう子はオタクと揶揄されてしまうのかもしれませんが、本校では同好の士ができて、自分の居場所が見つかるようです。

みんなが個性を認め合えるからお互い居心地がいいんだと思います。好きが高じて、コンクールなどで入賞するほど自分の興味を追求する熱心な子も少なくありません。

Bさん
息子はこの学校が大好きという気持ちが強く、中学と高校で生徒会長を務めました。それがとても大きな転機で、貴重な経験だったと思います。

実は通学に2時間近くかかり、たいへんなときもあると思うのですが、遅刻早退欠席は一切なく、今まで皆勤です。本人にこの学校が好きな理由を聞いたことはないのですが、校長先生が仰ったように、ここに息子の居場所があるからなのだと思います。

ビタミンママ中学受験情報号

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