2月11日に2020年受験組の合格者招集日があり、フユトも進学先の中学校の説明会に参加してきました。進学先で校長先生のお話や諸連絡を先生方から伺い、フユトも母もやっと中学受験が終わったのねって実感しました。
2020年受験生の皆さんの今のお気持ちは如何ですか?
2021年受験生を初め新4・5年生の皆さんはそれぞれ気持ちが引き締まる時期かもしれません。本日は2度の受験を振り返って気づいた事を少しお話しようと思います。
兄弟それぞれの受験から
「俺は結局最後までやる気スィッチが入らなかったわ~」
フユトの受験後にケラケラと笑いながらまるで他人ごとのように話したのが兄ナツオ。(だからどれだけ私が勉強させるのに大変だったか…汗)
ちょっと溜息をつきながらナツオに
「そうよね、初日の入試でやる気出たよね」
って、初回の入試でしくじった実感からやる気スィッチONになったナツオの言葉に同意をすると
「俺は2週間前からやる気はあったよ。でもさ、勉強すればいいってもんじゃないじゃん」
弟フユトは1月校受験で落ちてやる気になったのですが、自分の努力だけではどうにもならない現実を語り、
「でもいくら能力があっても努力しなければそれはないのと同じよね。努力し続ける人が必ず最後は笑うんだから。」
母は努力が報われる日がいつか来ることを話して聞かせました。
何故同じ親、同じ環境で育つ同性の兄弟が大きく異なる個性を持ったのでしょう?兄ナツオを知る日能研の先生に兄の卒業時、
「フユト君は2回目だからあまり心配もない、余裕の受験になるわよ」
と言われていました。フユトの受験の様子はこちらのブログでも個人ブログでもお話していた通り…余裕どころかもっと不安が大きかったのが正直な感想です。
「兄弟が受験をする時、2回目は2倍心配ではなく二乗で4倍大変に感じるよね。」
「間違いなく2倍以上の心配になってるわ。」
2度目の受験を経験しているママ達から受験後に聞いた感想です。そして兄弟がいても1度目の受験の経験でお腹いっぱいになってしまったママ達は、下の子の受験をしないという選択をする場合もありました。
我が家では中学受験の素晴らしさを理解していましたが、フユトが「中学受験をしたい」と言わなければ受験してもしなくてもいいと考えていました。それはやる気のないナツオの中学受験を伴走して やる気が中学受験に重要であると感じたからです。
しかしフユトは
「にいにのように日能研リュックを背負って塾に行きたい。中学受験をしたい。」
と受験を選択しました。兄の真似ばかりしていたフユトにとって中学受験は自然な流れでした。(このお話はVM季刊誌82号にも掲載されているのでお読みになっていただけたら…)
その後始めたフユトの受験はやる気のなかったナツオより手がかからない、比較的楽なはずが…小5秋から様子が変わりました。
努力だけではどうにもならない 資質が学びを高めるために必要になってきたからです。ナツオと同じような勉強をすれば成績が上がるわけではないのです。得意・不得意が似て非なる2人でした。そして成績の変動も異なる2人を見て原因は何かと考えていました。
中学受験をするということは、お子様本人はもちろんご家庭にも大きな影響が出てきます。1つの目標に向かって目指していくこと…それはとても素晴らしい経験だと思います。
しかし多くの受験経験者が様々な話をされているように、私もこちらと個人ブログでお話しているように、綺麗事ばかりではありません。むしろドロドロした嫌な面を直視しなければいけないかもしれません。それでも何故はなは2度の中学受験を子供達と選択したのでしょう?
その答えはVMブログや個人ブログをご愛読くださっている皆さまには簡単かもしれませんね。
そこに素晴らしい教育を受けられる私学がある限り、私は子供たちに挑戦してほしいと何度でも願ったでしょう。もちろん本人の意思を尊重し、本人が望んだので私は喜んでフユトのサポートをしました。
でも…後悔はないけれど反省する事は多くありました。
最善を尽くしたと思っていたけれどもっと早くに知りたかったこと、しておいた方が良かった事がありました。まず最初に兄弟2人の受験から見えた学力について次週のブログでゆっくりお話する予定です。
ライターはな
高1の長男ナツオと小6の次男フユトの二児の母。ナツオは偏差値30台からスタートし、二人三脚で頑張った甲斐あって、偏差値60越えの志望校に合格。次男フユトも目指した兄に追いつき無事合格をいただけました。個性が真逆の兄弟による2度の受験を伴走した母の回想ブログです。
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