ニックネーム はな
高1の長男ナツオと小6の次男フユトの二児の母。ナツオは偏差値30台からスタートし、二人三脚で頑張った甲斐あって、偏差値60越えの志望校に合格。次男フユトも目指した兄に追いつき無事合格をいただけました。個性が真逆の兄弟による2度の受験を伴走した母の回想ブログです。
春を思わせるような陽気の日があったり、花粉の季節がやってきました。我が家では中学受験が終わったので、使用した教材とプリントを廃棄、または譲渡する為断捨離を始めました。既に多くを資源ごみの日に出したのですが、まだまだ量があるので新学期が始まるまでに終える予定で作業しようと考えています。
さて、本日のブログは先週お話した学力に関係する具体的な要因を挙げました。要因が分かってもお子様それぞれで要因の含有する割合が変わるので一概に解決策が出るわけではありません。しかしブログをお読みの皆さんの何かのヒントになるかもしれないので、私が気づいた事を前編に引き続きお話しようと思います。
【目次】
- 学力へ影響を与える要因
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1.学力へ影響を与える要因
兄ナツオの中学受験から弟フユトの受験終了まで通算7年間、1番近くで息子たちそれぞれの受験をサポートしてきました。やる気のなかった兄ナツオ、前向きにやる気はあった弟フユトの受験から親としてそれぞれに合った受験サポートをしてきたつもりです。そして受験が終わった今、受験を振り返るとこれからお話する要因が同じ遺伝子同じ学習環境(家庭)の兄弟2人の成績に差をつけたと考えています。
②反抗期の時期
③受験生の性格
④塾の授業(先生)
① についてはやる気のあるなしはもちろん、勉強時間に対して内容と集中度が効率的かどうかが重要でした。 やる気がなくても親が管理したので効率的に出来た兄ナツオ、 やる気はあっても子供任せにして効率が悪かった弟フユトでした。
② については反抗期がきてしまった段階で親の管理は不可能になり、子供任せの学習になります。兄ナツオとは毎日バトルをしても一緒に学んだ家庭学習、弟フユトは反抗期前段階のまま受験が終わったので、本人主導のままあまり影響はありませんでしたが、周囲のお子さんの話だと 反抗期が来ると一切家庭学習に関与できなくなるそうです。
③ 性格は言うまでもなく受験に大きく作用します。受験に向いているのは、 勝ち負けにこだわる強い性格。自分への絶対な自信。本音と建て前を理解していること。自ら計画&実行出来る力。そして物事を丁寧に取り組めることや自己分析能力も必要だと思います。御三家と言われる学校やそれに準ずる学校に合格しているお子様は当たり前に持っているものだと思われました。
④ 塾の授業は成績に言うまでもなく大きな影響を与えます。担当の先生との相性や授業の方針も大切ですが、 大手塾の場合はそれにプラスしてどこまで塾が子供の状況を把握しているのかを確認する必要があると思います。(もしご両親がお子様の勉強を一緒にサポートされているならその必要はありません)
上記のような理由で同じ兄弟でも成績の推移が大きく異なり、受験結果にも影響を与えました。地頭の良い天才児ではなく、どこにでもいる普通の学力の息子達は性格が正反対なので勉強への取り組み方も真逆。集中力があって暗記は得意でも、考えることを面倒に感じる兄ナツオ、気が散るので暗記力はないけれど考えることが好きな弟フユト。どちらも一長一短で同じテキストと家庭学習でもスピードも理解度も大きな差があり、兄弟同じと思わない方がいいと痛感した中学受験でした。
もし3人目がいたとして中学受験をさせるとしたら…多分ナツオやフユトと違った挑戦をすると思います(笑)3回も同じじゃつまらないっていう理由と正反対の2人が教えてくれた盲点があったからです。それは…もう少し熟考してからお伝えできたら…
このブログをお読みの皆さんは受験を終わられている方よりも、これから受験に向かっていらっしゃる方が多いと思います。お子様の中学受験をより良いものにするために、御自身のお子様への教育方針を決して忘れずに受験に臨んで欲しいと思います。何があったとしても各ご家庭が目指すものを見失わず、受験する本人がどうしたいのか、どこを向いているのかを注視してください。そして自信を持って我が子にあった最大限のサポートをしてほしいと思います。
受験生本人が見つめる先で6年間過ごせるために、
希望する進学先からご縁をいただけるために…。
中学受験の長い道程は決して順風満帆ではなく大変です。でも中学受験ほど子どもの1番近くで子供の成長を見ることが出来る経験はないと、中学受験の素晴らしさを変わらず皆さんにお伝えしたいと思います。
アメブロでも受験に限らず日々のたわいないことを呟いています。はなとナツ&フユ兄弟の色々ありすぎた受験記も良かったらご覧くださいね。