その1 オンライン授業 の基礎の基礎
オンライン授業 緊急事態宣言のことをざっくりと振り返ってみましょう。
2020年4月7日から5月6日までの緊急事態宣言が発出された後、5月4日には期間延長が発表となりました。
その後、5月14日には39県が解除となり、残る8道府県に対しては5月21日をめどに検討。5月31日の期限を待たずに解除される可能性があることを安倍首相が表明したことは、みなさんも報道でよくご存じだと思います。
6月からは、5月14日現在で解除されていない8都道府県でも学校再開?という話もあります。が、まだ第2波・第3波と続くことも予想されているなか、学校はもちろん、塾や習い事スクールでもオンライン授業が新常識になりつつあります。
では、オンライン授業とはどんなものなのでしょうか。よく聞くけど「???」というママたちの声にお応えして、ざっくりとお話しします。
■ オンライン授業 には2種類あります。
1.リアルタイム型(同時双方向型の授業)
Zoom、Google meet、Office365 TeamsなどのWeb会議システムを用いる方法です。
決められた時間に会議室にアクセスして、お互いの顔を見ながら先生の授業を聞いたり、発言したり。資料の共有やホワイトボードを使う機能もあるので、自宅に居ながらにして学校にいるかのような授業を受けることができます。
2.オンデマンド型
先生たちがあらかじめ授業動画を作りYoutubeなどにアップ、それを生徒が都合のいい時間にアクセスして学ぶ方法です。
あらかじめ準備してある動画(オンデマンド型)を見ておいて、その後先生からの補足や質問への回答、他の生徒との交流などをリアルタイム型で行うという方法をとっているところも多いようです。
■どうする?ビギナーママ
必要なものとしては、1のリアルタイム型、2のオンデマンド型、いずれもインターネットを利用できる環境、そしてPCやタブレット、携帯電話が必要です。
難易度としては、2のオンデマンド型は、指定されたURLをクリックすれば再生できるので大丈夫。学校やスクールのチャンネルを登録するなどしておけば便利です。
これに対して、1のリアルタイム型に不安を抱くビギナーママは少なくありません。
私自身、2人の子どもたちの母ですが、それぞれの学校でリアルタイム型の授業が始まると聞いたときは緊張しました。でも、やってみると意外に簡単!事前に準備しておくことは以下の2点でした。
① アプリのダウンロード
主催者(ホスト)からのURLをクリックすると会議室のアプリがダウンロードされます。数分の時間がかかり、初期設定や音声確認が必要なので、自信のない方は事前にダウンロードすることをお勧めします。
ダウンロードしたら、家族間やお友達同士で試しておくといいかもしれませんね。
② 落ち着ける空間(片付いた部屋)
双方性オンライン授業は先生の声だけではなく、設定を変えない限り授業を受けている子ども全員の声、そして部屋の映像も映ります。
リビングにあるパソコンでは生活音が、また兄弟がいるご家庭では遊んでいる声、ペットの声なども聞こえるので他の受講者への配慮が必要です。
高2の長男ナツオと中1の次男フユトの二児の母。ナツオは偏差値30台からスタートし、二人三脚で頑張った甲斐あって、偏差値60越えの志望校に合格。次男フユトも、兄に追いつき追い越せで頑張り、無事合格をいただきました。個性が真逆の兄弟による2度の受験を伴走したママライターです。