緑豊かな古都鎌倉の名所「建長寺」に隣接する鎌倉学園。2021年で創立100周年です。
正しい道理を知り、心を清くして悪を恥じ、不正を行わないという「礼義廉恥」のもと、真の文武両道を目指して、のびのびと学校生活を送っています。
▲校舎と緑の山々に囲まれた第1 グラウンドは全面人工芝です。｜鎌倉学園中学校・高等学校｜神奈川県鎌倉市
放課後も、元気なカマガク生たち 自主自律の精神が受け継がれます
「文武両道」をモットーに、難関大学への高い合格率に加え、国体やインターハイなど、スポーツにおいても好成績を収めています。その根底にあるのは、「自主自律」の精神。「勉強しなさい」「練習しなさい」と口うるさく言うことはありません。
なぜなら、成績が思わしくなければ、放課後には追試や補習が待っている、つまり自己責任なのです。運動部でレギュラーを目指す生徒は練習時間と勉強をいかに効率よく行うかを常に考えます。
記憶に新しいのが、２０１８年「第百回、全国高校野球選手権南神奈川大会」での決勝戦です。悲願の夏の甲子園初出場をかけた激戦の末、横浜高校に惜敗してしまいましたが、彼らの勇姿は学園の生徒や保護者、ＯＢ、そして多くの高校野球ファンに感動を与えました。
その裏側には、部員たちの努力がありました。放課後や週末に練習を重ねながらも、早朝は７時から始業時刻まで自習室で勉強し、休み時間の10分という短い時間も集中して予習や復習にあてました。
そうした日々の努力が、部活動引退後に生き、志望校合格という結果に表れました。
▲国内外研修｜鎌倉学園中学校・高等学校｜神奈川県鎌倉市
最先端のモノ・ヒトとの触れ合いが 生徒たちの大きな夢を形作ります
理系志向の高まりを受け、２０１５年度から中学入試に「算数選抜試験」を設けました。カマガクならでは理科教育「K-Labo」も好評です。日頃から実験やフィールドワークを重視し、夏休みには筑波研究学園都市への訪問、東大や東工大での体験実験や受講で最先端の科学技術に触れ、探究心の向上を図ります。
国・数・英での習熟度別授業、高１・高２の英数国クラスや高３の国公立クラスの設置は、いわゆる「特進クラス」ではなく、生徒の希望を尊重しています。
心身ともに大きく成長する中高の６年間に、その瞬間にしかできないことを体験し、大きな夢をもってほしいとの思いから、国内外での研修旅行も充実しています。
中２の林間学校は長野県の古民家で囲炉裏や薪風呂などの原生活を、中３は滋賀県の農家での民泊と農業体験を行います。高１のオーストラリア研修は、14日間のホームステイ。中3～高2の北米研修はハーバード大やマサチューセッツ工科大学の学生と交流を図り、ベトナム研修では現地の子どもたちと触れ合いボランティア活動を行います。
こうしたさまざまな活動でさらに人間力を磨き、古都鎌倉から多くの逸材が世界へと羽ばたきます。
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