昨年、私たちの生活は一変しました。年が明け、コロナの状況はさらに悪化するばかり。日常は戻ってくるのか。それとももっと恐ろしい未来が待っているのではと不安な毎日。
それでも時間は止まってはくれず、子どもたちは日々成長していきます。今できることを一生懸命やるだけと心を強く持ち、今年1年、笑顔で前向きに歩んで参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。さあ、まずは冬期講習の振り返りです!
■3年生の冬期講習で4教科受講が必須のS塾。社会、理科は保存版。
S塾は季節の講習も受講必須。小学校終業式の翌日から1日3時間、4日間の冬期講習がスタートしました。
国語、算数は毎日。理科、社会は1日おきのスケジュール。国語の長文読解は、読んでいて引き込まれるような面白い教材もあり、子どもたちにとっても純粋に楽しめる読み物となっています。人間としての教訓や社会問題も考えさせる要素が含まれており、大人の私も物語の続きや結末が知りたくなるほどです。
算数ではいよいよ小数点が出てきました。学校ではまだ習っていません。家庭でもフォローしながら小数点以下の概念を理解させていきます。まだまだゲーム的な要素で思考させる楽しい問題も多く、親子でひたすら脳トレの日々です。
面白いのは理科、社会。1日目の理科ではちょっとした工作も。電池を使ってカエルの目を光らせます。
「直列つなぎと並列つなぎ」。懐かしいなぁと思いつつも、私にはすでにもう難しく・・・、解説を見ながら電流についても一緒に学びました。
社会は地理が始まっています。都道府県ごとに特色などの基本的知識を学んでいます。旅行などで実際に見聞を広めたいところですがこのご時世、そうもいかず。その日に習った地域をお風呂でおさらいしながら少しずつ覚えたり、最近ではテレビのクイズ番組などもかなり役立っています。
理科、社会は今後必ず必要になってくる情報ばかりなので、教材は完全保存版。内容を丸暗記させるのではなく、日々の親子の会話の中でも意識して話題にしてみたりと、少しずつ記憶に刻んでくれればと思います。
■おうち時間を有効に。配信の動画が復習に役に立つ!
4日間の冬期講習はあっという間。子どもは「楽しかった!」と帰ってくるし、もらってきたテキストを見ると前述のようになかなかの内容でとても充実していました。でも、冬休みの勉強はここから!それぞれの教科をしっかり復習しないと子どもがどこまで理解しているのかわかりません。
そこで助かっているのが、塾から配信される動画。すべての教科をテキスト番号ごとに先生が解説してくれているので、それを見ると実際にどんな授業を受けてきたのかがわかります。
基本、塾というのは授業参観がないので、親は先生がどんなふうに教えているのかということがわからず、時にそれがモヤモヤと塾への不信感につながってしまうことも。動画では臨場感がなく、棒読みの語り口調も子どもには少々退屈な面もありますが、理科など私が完全にお手上げの教科などはこの動画があるのとないのとでは大違い!コロナ渦で生み出された新しいフォローシステムは、今後、日常が通常運転に戻ったとしても継続を望みます。
中学受験ママライター トコトコ
高校3年生ワコと小学3年生アコ、2人の娘を育てる母。長女は小学校受験で大学までエスカレーター式の学校へ。一方、次女は公立小学校生活をのびのび満喫中ですが、3年後に控えた中学校受験に向けて始動すべく4月から大手S塾へ。まだまだ試行錯誤ではありますが、受験準備生活を親子で楽しみながら日々過ごしています。