今年も昨年同様、コロナ禍で思うような活動や体験ができず、不安と我慢の夏休みでした。
こどもたちにとってかけがえのない時間がどんどん奪われていくのは親としても苦しく、もどかしさで胸が締め付けられそうですが、この状況でも家族で、親子で今できることを考え、必死で過ごしていました。そんな我が家の夏休みを振り返ります。
■時間はたっぷり。夏期講習の復習もバッチリ!
勉強の工夫と言えば、長時間同じ教科ばかりだと飽きてしまうので、夏期講習問題から小出しでまんべんなく。
だらだらと集中力がなくなってきたら思い切って休憩。掃除機をかけるお手伝いや部屋のお片付けなども喜んでやってくれて良い気分転換にもなったようです。
コロナ禍ですから、お友達と遊んだり、出かけたりする機会も少ないぶん、学校がある時に比べて分刻みの慌ただしさもなく、心に余裕を持って学習にも取り組めていたように思います。
それに今年はオリンピックもありました。期間中はテレビを消すことができず、勉強時間がかなり削られてしまいましたが、オリンピックが刺激となり、勉強の気分転換にもなるという新たな体験も楽しみました。
■親子で楽しんだオリンピック。勉強とスポーツで心身のバランスを。
いろいろな意見や懸念がある中で開催された東京オリンピック2020。始まってみれば連日のメダルラッシュに感動的な結末など、家族でテレビに釘付けとなりました。普段あまり目にすることがない競技を知る機会にもなり、新しいスポーツにチャレンジしたくなったキッズも多かったのではないでしょうか。
プリンも野球やゴルフのルールがわかるようになり、スポーツの楽しみ方の幅が広がったようです。その流れで、なんとゴルフを初体験!オリンピックで見ていたからか、初めからなかなかのフォーム。とは言え、前には飛ばず空振りばかり。だからこそゴルフの奥深さを知り、興味がわいたようです。いつか親子でラウンドできる日を楽しみに趣味の範囲で楽しみたいと思います。
また、今までスイミングに通ったことがなく、自己流の泳ぎにも限界を感じていたプリンは夏休みに参加した短期教室でやる気に火がつき、週1回スイミングにも通うことに。習い事をいろいろ削ったところにまさかのスイミング追加。受験勉強が大変になってきたこの時期に大丈夫なのか?という迷いもありましたが、体を動かすことが良い気分転換になればという思いもあり、半年の期間限定ということにして決断しました。
今後5年生になり、受験勉強がますます大変になってきたら運動する時間も減らさざるを得なくなるでしょう。4年生の今が新しいことにチャレンジするラストチャンス。勉強とスポーツの相乗効果で、心身のバランスを良い感じに保っていければと思います。
中学受験ママライター トコトコ
大学1年のナッツと小学4年生プリン、2人の娘を育てる母。ナッツは小学校受験で大学までエスカレーター式の学校へ。一方、プリンは公立小学校生活をのびのび満喫中ですが、3年後に控えた中学校受験に向けて大手S塾に通いながらドタバタの日々。まだまだ遠い偏差値60を目指して頑張るぞ!