メンバー
校長 竹内 博之先生
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Aさん
高2に長男が在籍
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Bさん
高1に長男が在籍
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Cさん
高2に長男が在籍
学校中にあふれるカマガク愛が
真の文武両道をつくる
▲近江地方で農村生活を行う中3の関西研修旅行(鎌倉学園 中学校・高等学校)
Aさん
仏教系の男子校で「文武両道!」がモットーなので、「お堅い学校」というイメージだったんですが、学園祭に来てみたら、生徒たちがみんな明るくて元気いっぱい。そして、フレンドリーに声をかけてくれるやさしい子ばかりで、いい意味で驚きました。
Bさん
ご本人を前に言いにくいのですが(笑)。入学の決め手は校長先生のお人柄かも。塾で開催された学校の説明会に、校長先生が何回もいらしてくださり、どんな質問にも気さくに答えてくださってビックリしました。
Aさん
私も、学校説明会で校長先生の「スポーツだけ、勉強だけじゃなく、とにかく6年間自分の好きなことをやってほしい。その思い出が人生で生きる力になる」というお話に、正直、泣きそうなくらい感動しました。
Cさん
息子はずっと少年野球をしていて、近所の先輩がカマガクに合格したんです。そのお母さまが見せてくれた「遠足のしおり」の持ち物欄に「カマガク愛」って書いてありました。なんて温かい学校なんだろうって思いました。
竹内校長
職員会議でチラッと「カマガク愛」と言ったら、担当の先生が遠足のしおりに使っちゃったんですよ(笑)。でも、生徒もOBも教職員も、みんなカマガク愛があるのは事実です。
▲軽音楽部は年4回、星月ホールでライブを開催。(鎌倉学園 中学校・高等学校)
▲中2の林間学校は長野の古民家での「原生活」(鎌倉学園 中学校・高等学校)
夢中になれる何かを極める!
一生の友も得られる部活動
▲全面人工芝の第1グラウンド。放課後は練習に励む運動部の生徒たちの元気な声が飛び交います。(鎌倉学園 中学校・高等学校)
Cさん
中学は軟式野球部でした。同期が13人いて、途中1人だけ退部を考えた子がいたんです。でも、全員で3年間を終えたいという思いから、「マネジャーという立場で残ってもらいたい」と先生に提案して認めてもらいました。その話を聞いた時は野球部の母たちで号泣でしたね。その仲間とは、一生のお友だちになると思います。
Aさん
サッカー部でもやはりレギュラー争いになることもありますが、ベンチにいるみんなも協力して試合をつくるぞ!という空気があります。
竹内校長
勝つことが目的じゃないんです。たとえ試合に出られなくても、自分の役割をもっているとしたら、それが最も大事です。
Bさん
うちの息子は鉄道が好き過ぎて、鉄道研究同好会の副部長をしています。OBの方が、九州でのレア鉄道見学旅や、江ノ電の貸し切り旅の企画をしてくださるので、楽しくて仕方ないみたいです。
竹内校長
鉄研の活動は、立派なキャリア教育ですよ。かなり年の離れたOBも来てくれますから、人間関係を形作るのに役立っていると思います。
カマガク生らしさ全開の学園祭
国内外研修でたくましさも身につく
▲6月の学園祭はカマガク最大のイベント。(鎌倉学園 中学校・高等学校)
Bさん
学園祭が大学並みに活気にあふれています。息子が小4のときに初めて来校したのですが、鉄道模型のパノラマ展示に感動して、動けなくなりました(笑)。
Aさん
あまりにも自由で、親の方が「大丈夫?」ってなることも。スーパーボールすくいのプールが水漏れしたときもみんなで明るく対処するんです。
Cさん
うどんの注文数を1桁間違えたこともありましたよね。母親の連絡網で、「頼むからうどん買ってあげて~!」って回ってきて大笑いしました。
Aさん
長野県大平宿での林間学校「原生活」は、いい体験ですよね。薪をくべてお風呂を沸かすのですが、火おこしだけで何時間もかかった、と。
Cさん
近江地方での農業体験も、農家の方のお宅に泊めていただいて、驚きの連続だったみたいです。いい農家さんばかりで、別れ際に泣いちゃう子もいるんですよね。
Bさん
海外研修はコロナ禍で中断していますが、代替え案として、学園に留学生を呼んで4日間交流するイベントを開いてくださいました。
竹内校長
カマガクでの6年間はさまざまな実体験の連続です。結果、好奇心旺盛に、そして何事にも意欲的に取り組むようになります。その姿勢が生徒たちの夢を具現化し、実現できる力になるのです。
▲ベトナム研修では現地の子どもたちと交流(鎌倉学園 中学校・高等学校)
未来に向かって一歩を踏み出すために
自ら学ぶ姿勢を大切に
Aさん
息子の今のクラスは、部活動に一生懸命取り組んでいる子が多いのですが、勉強する時間も取るのが当たり前みたいな雰囲気があります。
それぞれが自分に合う方法で、朝早く勉強するとか、家に帰ってからのこの時間は予習復習の時間にするとか、ルーティンにしているんですよね。「自主自律」ができているな、と。やっぱり環境って素晴らしいですよね!
Cさん
部活動を頑張っているんだから勉強は二の次、じゃないんですよね。息子は中3で軟式野球部を引退して、高校では学生コーチというOBとして中学の部員を指導する道を選びました。自分が中学生の時に教えてもらっていた学生コーチの中に、東大の準硬式野球部のキャプテンになった先輩がいるんです。
彼は考古学部と掛け持ちで、しかもチームを優勝に導いてくれるような、文字通り「文武両道」の人。その姿を近くで見て来て、憧れや尊敬の気持ちを持っているようなので、そろそろ勉強にも本腰を入れてくれるかな、と期待しています(笑)。
Bさん
息子は中学の道徳と総合教育の授業でSDGsを学びました。まずは県内の企業や団体のSDGsに関する取り組みの状況をまとめてマップを作ることから始めて、その後、チームや個人でテーマを決めて調査をして、自分たちにできることをまとめて発表しました。
ちょうど、オーストラリアの大規模な森林火災が問題になっていた時期で、コアラなどの生き物を保護する活動を支援するために仲間と募金を集めて寄付をしたそうです。その行動力には驚きました。鉄道だけじゃなくて、やればできるじゃない!って。
竹内校長
自ら一歩を踏み出す。たやすいことではありませんが、それができる力を6年間かけて育んでいます。子どもたちの成長にはご両親の理解とサポートも欠かせません。ですから学校とご家庭との連携も大切にしています。思春期ですから学校でしか見せない面もあるのは当然です。
ある保護者さんから、「家では寝てばかりで、ちっとも勉強しない」と相談がありました。でも、その生徒は決して成績が悪くはなかった。運動部で放課後一生懸命練習して帰宅すれば眠くもなります。その分、授業中に全力で集中して、自分なりに効率よく勉強していたんですね。お母さまには「お子さんのいい面も見てください」と伝えました。
こうした相談はいつでも大歓迎です。どうぞ遠慮なく校長室にいらしてください。私がおいしいコーヒーか紅茶をお淹れしますから。