メンバー
Aさん
高2・合唱部
Bさん
高2・吹奏楽部、体育大会実行委員
Cさん
高1・硬式テニス部
中高の今を大切に、目指せ日本一
勉強との両立は当然です!
▲屋内アップコートで練習をするダンス部。(桐光学園 中学校・高等学校)
Aさん
野球部やサッカー部は全国大会の常連校として知られていますが、私が所属する合唱部もNコン全国大会に出場するなど日本一を目指して練習に取り組んでいます。
基本的には中高一緒の活動で、先輩方がとてもやさしいので、中1の生徒が気兼ねなく高2の先輩とおしゃべりするなどはよく見られる光景です。
上田先生
私は合唱部の顧問ですが、部員たちの定期試験の成績をすべてチェックし、成績が芳しくないと3月に行われる定期演奏会のステージに出さないこともありますよ(笑)。
合唱で日本一になるには単にうまいだけではなく、先を読む力も必要になります。勉強はそのためのトレーニングでもあるのです。
Aさん
上田先生には、いつも「中高の今の時期を大切にしなさい」と言われていて、その通りだな、って思います。
上田先生
その言葉には、私自身の後悔が含まれているんです。ベストじゃなくて、ベターでもいいから、自分を信じてやりたいと思う方向に動きなさい、と。
▲Nコンほか、各種コンクールで優秀な成績を修めている合唱部(桐光学園 中学校・高等学校)
Bさん
僕は吹奏楽部です。今はコロナ禍で週3~4日の活動ですが、通常は週6日くらいあります。
練習を終えて疲れたなと思うことはありますが、通学の電車のなかで単語帳を見てスイッチを入れ替えています。これは黒沼先生のおかげです。
黒沼先生
「スキマ時間」、「切り替え」は私の口癖です(笑)。
▲公式試合にも使用される人工芝のサッカー場。(桐光学園 中学校・高等学校)
仲間とともに作り上げる輝緑祭
統率力、調整力も磨かれます
▲9月の「輝緑祭」は生徒主体の行事です。(桐光学園 中学校・高等学校)
Cさん
輝緑祭(文化祭)をすごく楽しみにしています。コロナ禍で開催できるかどうかは未定ですが、クラスで劇を行う準備をしていて、脚本やキャストなどすべて自分たちで考えているところです。
Bさん
輝緑祭はクラスごとに選んだ1~2人が委員となり、主体的に運営します。僕は中2からずっと委員をしています。みんなの意見を聞いてまとめ上げ、ひとつのものを完成させるのが好きなんです。
今はミュージックビデオを作っています。スケジューリングから、機材、演奏、編集をどうするかまで、すべて自分たち主体の活動がとても面白くて、社会勉強にもなっていると感じています。
黒沼先生
私はBさんのクラス担任で、彼を「社長」って呼んでいるんです。会社組織のように先頭に立って指示を出し、適材適所で部長・課長役の仲間を動かしている。
教科書では学べないことですよね。文系トップのクラスなので、頭の切れる子ばかり。それをまとめるのですから、たいしたものです。私はいわば「名誉会長」、安心して見守っているだけです。
個性豊かな先生が200人!
なんでも相談できる充実の環境
▲人気のユニーク講習「コビケン!(古美術研究旅行)」。(桐光学園 中学校・高等学校)
Aさん
私がこの学校に入ってビックリしたのは、あり得ないくらい歴史に詳しい先生とか、どんなときでも親身に生徒の話を聞いてくれる先生がいたこと。
2名の担任の先生がいて、女子のクラスは必ずどちらかが女性の先生です。200人も先生がいるから、必ず自分に合う先生が見つかります。
Bさん
2名の担任の先生はもちろん、学年の先生や教科の先生との距離もとても近いと思います。「この大学ってどうですか?」とか、フランクに聞けます。
僕はあまりプライベートの悩みとかってないですけど、家のこととか心のことで悩みがあれば、カウンセラーの先生も2名いて、なんでも聞いてくれます。
Cさん
教科担当の先生方も質問しやすい雰囲気です。私は数学と理科が苦手なので、何度も質問をしに行っているのですが、いつも分かりやすく説明してくださいます。
▲約6万1000冊の蔵書を誇る図書室(桐光学園 中学校・高等学校)
大舘先生
私はまだ教員経験も浅く、この学園しか知らないのですが、やる気のある生徒ほど、近くに寄ってきてくれる気がします。
高3の生徒が、共通テストについて悩んで相談に来てくれたときは、2時間くらい過去問を解きながら話しました。できることは、最大限したいと思っています。
黒沼先生
休み時間や昼休み、放課後には質問のある生徒たちが職員室を訪れてごった返している、というのは本学園ならではの光景だと思います。
目的に応じて学びが選べる!
体験型のユニークな講習も多数
Bさん
通常の授業のほかに放課後や夏休みに行われる講習が年間で600もあって、自分が受けたい講座が選べます。
中学のときは、国数英それぞれの成績上位者30~40名くらいが集まる「指名講習」に参加しました。数学オリンピックの問題にチャレンジしたり、英語は帰国生と一緒に勉強したり。お互いにいい刺激になりました。
Aさん
私は国語・数学・英語の通常講習を受けています。いつも授業を担当してくださっている先生以外の講習も受けられるので、同じ問題でも違う切り口で考える面白さがわかります。
1コマが75分と長いので、1つの問題にじっくり取り組むことができ、周りの生徒たちと話し合う時間もあります。普段とは違う意見が飛び交うので、すごく面白いです。
Cさん
私は「TOKO SDGs」のユニーク講習に参加して、「横浜トリエンナーレ2020」に行きました。
初めて見るもの、触れるものが多くて難しかったのですが、戦争、LGBT、境界、格差、宗教など、展示作品のテーマが「TOKO SDGs」と重なる部分多く、もっと知りたい、勉強したい、と思うようになりました。
大舘先生
ユニーク講習は中1から高3まで、学年の枠を超え、男女も一緒に活動するものが多いので、いつもとは違う楽しさがあると思います。
私は地理が専門なので、江の島の海岸地形を見に行くフィールドワーク「ぶらり江の島旅」や、地域調査のユニーク講習を担当しています。
上田先生
以前、新国立劇場にオペラ鑑賞に行くユニーク講習を担当していました。本学園が大切にしている「本物に触れる」体験そのものです。
ユニーク講習がきっかけで、興味関心の幅が広がり、その後の学習意欲が高まる生徒も少なくありません。