コロナ禍で文化祭を中止・オンラインで行う学校が多い中、先日、神奈川県の聖光学院中学校では、学年の限定もない事前予約で一般の来場を受けいれ、「聖光祭」が実施されました。
しかも、1つのアドレスで5人まで予約可能という太っ腹!5人家族のわが家にとって、今年初めて、家族全員で参加できる私立中学校のイベントになりました。今回は、ウミ・サンゴ・ヒラメ、夫と私の家族みんなで訪れた聖光学院中学校の「聖光祭」を紹介します。
■専用アプリにキャッシュレス対応!デジタルに強い聖光学院中学校
今年の聖光祭は、台風によって急遽日程が変更され、10/2(土)3(日)4(月)の3日間で開催されました。
今回、わが家が聖光祭を訪れたのは台風の翌日の土曜日。カラリと晴れた青空、絶好の文化祭日和でした。正門をくぐると、まず飛び込んできたのが、中庭に吊り下げられたカラフルな傘!
太陽の光がキラキラ反射してキレイ…とってもステキな演出だなと思いました。
▲聖光学院中学校の中庭に飾られていたカラフルな傘
聖光生が開発したのかどうか詳しくは分かりませんが、聖光祭には専用のアプリがあり、事前にダウンロード可能。アプリには、展示や地図、混雑具合が分かるコンテンツなどがあり、これを利用すると、よりスムーズに聖光祭を楽しむことができます。
わが家も事前にアプリをチェックし、行きたい展示をあらかじめ子どもたちと決めておいたので、スムーズに動くことができました。
文化祭専用のアプリがあるということもビックリなのですが、さらに驚いたのは、模擬店での支払いがキャッシュレス対応だったこと!学校説明会でも感じたことですが、聖光学院中学校は、時代の流れに素早く対応し、デジタルを取り入れるのが上手だなと感じました。
■食べて遊んで大興奮!魅力ある展示が勢揃い
わが家は子どもが3人いるため、興味がある展示もバラバラ。ひとまず前半は、夫・ウミと、私・サンゴ・ヒラメの二手に別れて行動することにしました。
サンゴとヒラメが一番楽しんだのは「早撃ちジョニー」。赤外線銃で障害物に隠れている聖光生を倒すリアルシューティングゲームです。大人気で待ち時間も長かったのですが、予想以上に楽しかったようで、2人とも大はしゃぎ!俳優顔負けの演技力で、バタバタ倒れてくれた生徒さんたち…感謝です(笑)
▲模擬店や展示の垂れ幕。どれもおもしろそう!
その後はお腹が空いたので、飲食ブースへ。餃子と焼き鳥を食べたのですが、どちらも美味しく、サンゴとヒラメはあっという間に完食。中庭に設置された飲食スペース(と言っても教室にある机とイス)で、青空の下、涼しい風に吹かれながら食べるお昼ごはんは、とても気持ちよかったです。
すっかり元気を回復した2人は、続けて「生物部」に行き、大好きな生き物の展示にまたまた大興奮となりました。
その後、ウミと合流し、今度は夫・ウミ・ヒラメの男チームと、私・サンゴの女チームに分かれることに。サンゴは漫画「ちはやふる」が大好きなので、まずは「聖光かるた会」へ直行、その後に「ボードゲーム同好会」「ドラゴン桜2展示」などに行きました。
その後、夫のチームと合流し、最後は全員で「地学天文学部」「Computer Club」「プラネタリウム」「クイズ研究会」「聖光宇宙ステーション」などをまわりました。後から聞くと、ウミは「囲碁将棋部」「数学研究会」などをまわったようでした。
どの展示もクオリティが高く、「訪れた人に楽しんでもらいたい」というサービス精神あふれる聖光生の想いが伝わってきました。生徒さんたちはみなさん優しく、対応が丁寧で、「なんてステキな学校!」と思わずファンになってしまいました。コロナ禍でいろんな行事が中止となる中、試行錯誤して「聖光祭」を開催し、受験生が学校を知る機会を設けてくださった聖光学院中学校のみなさんの努力に感謝です!
小6長男ウミ、小5長女サンゴ、小1次男ヒラメの3きょうだいの母。ウミは現在、塾なし自宅学習のみで中学受験の勉強中。サンゴは百人一首と漫画を描くのが大好きなのんびり女子で中学受験の予定はなし。ヒラメは漢字・都道府県・算数が得意なオールマイティ男子。中学受験未経験な私と、マイペースな長男の日々を綴っていきます。