2月の受験本番まで、残り4カ月を切りました。小6の受験生がいるご家庭では、過去問演習を始めた方も多いのではないでしょうか。わが家のウミも、ようやく過去問をスタート。初めての中学受験の中、手探りで開始したわが家の過去問への取り組みを紹介します。
■全部で5校の過去問に取り組み中!親も一緒に隣で解く3つの理由
受験本番まであと数か月…とは言っても、どの学校を受験するかは、まだ確定していません。
現時点で候補にあげているのは、第1希望校1校、併願校4校の計5校。最終決定はまだ先になるとしても、過去問との相性を知るために、10月頃から少しずつ候補の学校の過去問を解きはじめました。
第1希望の学校は、週末、試験で実施される通りの順番で4教科通して解き、一方の併願校は、平日、時間のある日に、できる教科から少しずつ解いています。いずれの学校でも、可能な限り私か夫がウミの隣に座り、机を並べて一緒に解くようにしています。分担は、算数と理科が夫、社会と国語が私です。
時間を計って、ウミの隣で一緒に解くのは、いくつか理由があります。
1つめが、周りに人がいる中で試験を受ける雰囲気を、ウミに少しでも経験してもらうため。
塾なしのウミの場合、どうしても1人で机に向かう機会が多くなります。しかし、実際の試験会場には大勢の受験生がいます。寒くなければ窓も開けて、いろんな音が聞こえる状況で、集中する練習をしています。
2つめが、試験の時間配分や問題を分析するため。
過去問を解いた後には、間違えた問題を解きなおします。その時、一緒に時間を計って解いていれば、どの問題をどれくらいのスピードで解けばよかったか、あとどの問題を正解していれば合格最低点に届いていたか、などのポイントがよくわかるので、解きなおしをより効果的に行うことができるようになります。
3つめは、ウミと「これ難しかったね」「この問題はどう解いた?」と、過去問に取り組む中で感じた気持ちや、解答の導き方を共有するため。
実際に過去問を解いてみると分かりますが、実際の入試問題というだけあって、とても疲れます。特に、苦手な教科や難関校になると、頭をフル回転しなければいけません。ウミの大変な気持ちを共有することは、塾なしのわが家にとって、親の役割だと思っています。
■合格最低点を目指せ! 厳しい現状に内心あせりも
当然ながら、入試では満点をとる必要はありません。まずは、過去問で合格最低点を目指して取り組むことにしました。
現在までに、第1希望校は2年分解きました。いずれも合格最低点には届かず、1つはあと20点、もう1つはあと10点という結果に。親としては内心あせってしまうところですが、そこはグッと我慢!ウミと一緒に、どの問題を正解していれば合格最低点に届いていたのか、という点を確認しながら解きなおしをしました。
一方の併願校は、4校すべて1年分解きました。3校は合格最低点を上回りましたが、1校だけあと2点届きませんでした。あと数年分解いてみて、過去問との相性を確認しつつ、どの学校をいつ受けるのかの戦略を練っていこうと思っています。
とはいっても、過去問のボリュームはなかなか重く、収録されている全ての年度を解くのは、スケジュールを考えると無理そうな予感。どの学校を何年分解くのか、なんとも悩ましい問題だなと感じています。
小6長男ウミ、小5長女サンゴ、小1次男ヒラメの3きょうだいの母。ウミは現在、塾なし自宅学習のみで中学受験の勉強中。サンゴは百人一首と漫画を描くのが大好きなのんびり女子で中学受験の予定はなし。ヒラメは漢字・都道府県・算数が得意なオールマイティ男子。中学受験未経験な私と、マイペースな長男の日々を綴っていきます。