小学校の冬休みが始まりました。コロナの状況にもよりますが、ウミは1月も登校する予定なので、この冬休みは集中して勉強できる最後の時間になります。今回は、そんな貴重な冬休みの過ごし方を紹介します。
■誘惑の多い自宅学習で決めている2つのルール
塾なしのウミには冬期講習はありません。今までと同じように、勉強する場所は自宅です。当たり前ですが、きょうだいがいたり、ゲームや漫画があったり、誘惑が多い場所なので、決めているルールが2つあります。
1つめが、毎朝、今日の予定を確認すること。具体的には、勉強する時間と内容です。基本的に毎日同じスケジュールで過ごしていますが、外出の予定があったり、起床時間がずれたりすると、まったく同じというわけにはいかないのが現実。
そのため、「午前の勉強は8:00から、午後は15:00にしようか?」と、毎朝ウミと話して確認しています。
2つめが、朝に決めた予定通りに行動すること。「もうちょっと遊んでから」「この漫画を読み終わってから」と、予定を遅らせると、どこまでもずるずるとラクなほうへと流れてしまいます。ここは塾なしのつらいところであり、こらえどころ。予定の時間をタイマーでセットし、ピピピと鳴ったらスタートという決まりです。
■過去問メインの勉強へ
具体的な学習内容は以下のとおりです。
- 午前中:過去問を2~3教科解く(3日に1回は間違えた問題の解きなおし)
- 夕方と夜:ルーチン(漢字・計算・暗記)をする
国・理・社は、ルーチン以外は「過去問を解く→解きなおし」の繰り返しのみ。算数だけ「過去問を解く→解きなおし」に加えて、間違えた問題の類題を問題集からピックアップして取り組んでいます。ウミは算数が一番の得意科目なので、できるだけ算数で得点できるように弱点の穴埋めを強化しています。
1日の勉強時間は、大体4~5時間くらい。直前期のこの時期、少ないと感じられる方のほうが多いかもしれません。私自身も、「もう少し勉強したほうがいいのかな?」と迷うこともあります。
しかしその一方で、きょうだいで楽しそうに遊んでいる姿をみると、それもまた、ウミにとってはかけがえのない時間だと感じます。私が思う一番大事なことは、ウミ自身が納得した時間を過ごすこと。ウミの人生の時間配分は、ウミが自分で決めるのが当然のことだと思っています。そのため、毎日のように、「後悔しない過ごし方は?」「今は何をするか?」「どうしたいか?」を一緒に話し合っています。
最近は、そんなウミの姿を見て、次男のヒラメも「僕も中学受験したい」と言い出しました。ヒラメはまだ小1ですが、勉強に対してポジティブな気持ちを持って今後も成長していってほしいと思います。
小6長男ウミ、小5長女サンゴ、小1次男ヒラメの3きょうだいの母。ウミは現在、塾なし自宅学習のみで中学受験の勉強中。サンゴは百人一首と漫画を描くのが大好きなのんびり女子で中学受験の予定はなし。ヒラメは漢字・都道府県・算数が得意なオールマイティ男子。中学受験未経験な私と、マイペースな長男の日々を綴っていきます。