新たなステージに向けて

中学受験ママの奮闘日記「一一憂」大好評連載中です。

■小学校卒業

先日さぼてんの小学校の卒業式が行われました。コロナ禍での卒業式ということで卒業証書は一人一人ではなく代表の児童へまとめて授与され、校歌斉唱はなし、と若干あっさりした印象ではありましたが、このような状況でも息子の晴れ姿を夫婦で見られたことは幸せでした。

決して全てが順調な小学校生活ではなかったですし、中学受験と学校生活の両立は大変でしたから、さぼてんのこれまでの頑張りを思うと最後に無事に卒業できて本当に良かったねという気持ちでいっぱいでした。

しかも受験終了後、進学する学校について友達から嫌なことを言われたりもしていました。偏差値での評価基準しか持てない子どもたち。さぼてんの学校が独特なのかもしれませんが、受験が終わってからも随分悔しい思いをしていました。

卒業まで本当によく頑張りました。

中学受験 失敗 その後 親 不合格 卒業式

■中学の説明会出席

卒業式の少し前には中学の入学前のガイダンスがありました。校長先生や各先生方からのお話があり、多少の宿題も出されました。とはいえ、さぼてんが進学する学校の宿題のボリュームはさほど多くはなく、数学と英語が少しずつです。入学まで存分に休んで中学受験の疲れをとり、新生活へ向けての英気を養って欲しいというなんとも温かい校風です。

親としたら、今までの怒涛の日々を思うと毎日のんびりしている生活がなんだか落ち着かなくて、「宿題やった?」などついつい言ってしまうのですが、先日はさぼてんから「宿題もう終わった」と。中学に入ったらまた頑張るんだからいいかという気持ちもありますが、我が家では、数学と英語は市販の問題集を毎日少しずつ解いていくことにしました。それでも今までの中学受験勉強に比べれば10分の1程度のこと。

でもさぼてんは本当に行きたいと思っていた学校には不合格だったので、大学受験ではリベンジするという気持ちが多少なりあるようで、そういった意味ではこの結果で良かったと思う今日このごろです。なぜならさぼてんはすぐに余裕ぶるところがあるから。危機感を持って頑張って欲しいと思います。

中学受験 失敗 その後 親 不合格 卒業式

■中学生の母として

今までは、あれこれ手出しも口出しもしてきましたが、今後はさぼてんのためにも自分で考えながら色々やってもらおうと思います。お弁当を持っていくのを忘れることもあるかもしれません。でもじっと我慢の母でいようと思っています。私には試練の春になるかもしれません。

中学受験ママライター メキシコ
6年生の一人息子”さぼてん”の中学受験記録です。等身大のわが家の状況を綴っています。宜しくお願い致します。

最新情報をチェックしよう!