まもなく4月。子どもたちが人生の節目を迎え、さまざまな思いを胸に大きく成長する時期ですね。私の周りでもやっと冷静に受験を振り返ることができる親御さんたちが多くいます。そんな方々からお聞きする色々な経験談は、とても参考になります。プリンの成績が伸び悩む状況で今親がすべきこととは?
■「やらされてる」状態からの脱却
「もう受験やめる?」3日に1回は言ってしまいます。なぜ、今こうして塾に通い、勉強しているのか、ということを本人がしっかり自覚していないようでは、いくらやっても無駄だと思ってしまいます。「今日はこれをしなさい」「明日までにこれは終わらせないとダメだよ!」と私が課題を用意しても、それでは本人がただ「やらされてる」だけの状態。
新学年がスタートすると塾の宿題はさらに多くなり、1週間では課題が片付かない時も。当然、本人も疲れて、ぐずぐずしているので、私も声を荒げて怒ってしまうこともしばしば。
▲気がつけば消しゴムを投げて遊んでいる。。。
本人が明確な目的意識を持って、自主的に課題に取り組んでほしい。受験生の親御さんの多くの悩みはここにあると思います。もう中学受験はやめようかな、思うこともしばしば。そこで、受験を終えたお嬢さんがいる友人に相談しました。
■学習スケジュール表でやる気もアップ!
友人はお嬢さんの家庭学習スケジュールを見せてくれました。パソコンで作成されたお嬢さんの1週間のカレンダーに自身でその日やるべき課題を書き込み、できたらチェック。科目ごとの塾の宿題、テスト対策などがとてもわかりやすくまとめられていました。そうするとどの辺で時間の余裕ができてくるのかもわかり、息抜きの予定も立てやすいとのこと。
素晴らしい!スケジュール表を作ることはもうとっくに実践されている親御さんも多いかもしれません。今まで、我が家ではそれがちゃんとできていなかったことを猛反省しました。
そこで私も今更ながらスケジュール表作りを実践。プリンもそんな新たな試みがちょっと新鮮だったようで、表の通りに課題をこなそうと積極的に机に向かうようになりました。今のところスケジュール表作戦は成功!
▲スケジュール表で親も進み具合をチェック
中学受験の道も10人いれば10通りの方法があります。いろんな方のアドバイスを参考に試行錯誤しながら、我が家に合う方法を見つけていければと思います。
中学受験ママライター トコトコ
2人の娘を育てる母。長女は小学校受験で大学までエスカレーター式の学校へ。一方、次女のプリンは公立小学校生活をのびのび満喫中の新5年生。2年後に控えた中学校受験に向けていよいよエンジン全開!大手S塾に通いながらドタバタの日々を送っています。