新中1のウミ、新小6のサンゴ、新小2のヒラメの3人、それぞれの進学・進級の準備をしているうちにあっという間に新学期がやってきました。はじめての電車通学・制服・授業…と、ウミの4月は、はじめてだらけ。戸惑いながらも、楽しそうなウミの中学校生活がスタートです。
■遅延&乗り間違えのトラブル続出!はじめての電車通学
ウミは通塾していなかったこともあり、今まで1人で電車に乗った経験がありません。進学先の中学校は、模試や文化祭などで何度も一緒に訪れたことがあり、大体の経路は分かっているものの、混雑した横浜駅を経由する必要があるため、私もウミも「1人で大丈夫かな?」と不安でいっぱいでした。
そこでウミと相談し、春休み中に1度、練習をすることに。念のため、キッズ携帯を持って1人で出発! 平日の朝、登校する時と同じ時間帯の電車に乗り、中学校まで行って帰ってきました。ウミの感想は「全然大丈夫だった!」 。はじめての1人の小さな冒険を終え、充実感でいっぱいの様子。「心配して損した~」なんて思いつつも、ウミの成長を感じました。
さて、いざ中学校が始まってからの電車通学はどうかというと、あれほど心配していたことが嘘のように順調そのもの。特に困った様子もなく、毎日元気に通っています。
…と思っていたら、先日、ふとした会話の中で「違う方向の電車に乗っちゃって…」「遅延してて…」と、トラブルに見舞われていたことが発覚。話を聞くと、結果的にはトラブルにも冷静に対処し、遅刻せずに通えているそう。
マイペースなウミは、私が思っているよりも、ずっと度胸があるのかも。そろそろ私も、少しずつ子離れかなと感じています。
■持たせる?持たせない?子供のスマホ
中学校生活を控えた春休み、一番悩んでいたのがスマホ。「電車のトラブルや自然災害に備えて、連絡手段として持たせておくべき?」「でも、SNSのトラブルやスマホ依存の話も聞くし…」と、どうするべきか決めかねていました。
そこで、中学受験を終えて、子供を中高一貫校に通わせている保護者の方と話す機会があった時に、スマホについていろいろ聞いてみました。
どの保護者も口をそろえて「スマホは害!メリットも多少あるけど、トラブルばっかり」とのこと。制限をかけたり、ルールを決めても、ことごとく破られて、何度も言い争いになったという方ばかりでした。しかし一方で、「子供同士のつきあいや今の世の中を考えると、持たないという選択も難しい」。そのため、スマホを持たせているご家庭がほとんどでした。
これは、親にはかなりの覚悟が必要かも…とドキドキしながら、ウミに「スマホいる?」と聞くと、「どっちでも~」という軽い返事で拍子抜け。「本人が希望しないものを、わざわざお金を出して買うことはないか」と思い、結局、スマホの購入は見送りました。「もし必要だと思ったら、いつでも言ってね」とウミには伝えましたが、中学校がはじまって約3週間、特に欲しがる様子もありません。
行き帰りの電車の中では、読書や英単語を暗記しながら過ごしているウミ。もしスマホを持っていたら、移動時間はひたすらスマホを眺めてしまっていたかもしれません。電車トラブル時には不便さも感じつつ、今はスマホがないからこその時間を大切にしてほしいなと思っています。
中1長男ウミ、小6長女サンゴ、小2次男ヒラメの3きょうだいの母。ウミは3年間、塾なし自宅学習の末、Y偏差値60半ばの第1志望校に合格。サンゴは漫画を描くのが大好きなのんびり女子で中学受験の予定はなし。ヒラメは漢字・都道府県・算数・将棋が得意なオールマイティ男子。マイペースな長男の中学校生活を綴っています。
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