横浜市青葉区もみの木台にある、つどいの森もみの木こども園。2020年に幼保連携型こども園となりました。
「みんなで、みんなを、みていく」をモットーに、みんなで子どもたちを見守る園づくりに力を入れ、子どもたちが「自分で選ぶこと」を大切にしています。そんな幼稚園をレポートしました。
本物に触れて「楽しい!」を発見。体操・アート・和太鼓
本物に触れる体験、先生や友だち以外の人との交流、熱中して取り組めるものを見つけてほしいとの思いから、外部から講師を招いて行う「体操サーキット」、「アート」、「和太鼓」の時間を設けています。
週に1度行われる「体操サーキット」は全園児が取り組みます。走る、飛ぶ、かがむ、くぐるなどさまざまな動作を楽しんで行えるよう配置された遊具で思い切り体を動かします。
年長さんが取り組む「和太鼓」は、地域の方と開催する「もみの木マルシェ」や園の夏祭りで発表し、集大成として2月の「せいかつ発表会」で演奏します。アートは地域に住む講師の方が年長さんのデッサンや全園児参加のコーナー遊びで行う制作を指導してくれ、いずれも園児に大人気です。
0~5歳が集う「こども園」ならでは!幅広い異年齢交流も魅力
これまでの年長さんが0~2歳児クラスのお手伝いをする姿を目にした経験から、年長クラスからは毎年自然と「赤ちゃんのお世話をしたい!」と声が上がります。
子どもたちは0~2歳児のお昼寝後のおやつの給仕を手伝ったり、遊び相手になったりと積極的にお世話をします。0~5歳が混じって行う園庭遊びや3~5歳児が一緒に楽しむ給食など、自然な異年齢交流を大切にしています。