横浜市青葉区みたけ台にある、みたけ台幼稚園。子どもたちのチャレンジ精神や自己受容を大切にし、心を育む保育を行なっています。
「自己受容・自己発揮・他者支援がまっとうできていれば人生は楽しい」をモットーに、子どもたちをたくさん褒めます。そんな幼稚園で大切にしていることや保育内容など、園長先生にお話を伺いました。
人間の土台を作る幼児期にしっかり育みたい3つの心
子どもたちが何歳になっても、「自己受容」「自己発揮」「他者支援」がまっとうできていれば、人生は楽しい、と私は思います。いくつになっても「よし、やってみよう」というチャレンジ精神や自分を受け入れたりすることはとても大切。これを生涯に渡って伝えていきたいと思っています。
そのために、子どもたちをたくさん褒めます。お子さんがよく、こう言いませんか。「ママ、見て見て」と。実はこの6文字の裏には「こんなことができる私ってすごいと思わない?もっと褒めて!」という文章が隠れているのです。この自己主張をしっかり受け止め、たくさん褒めてあげてください。この時期に否定的な助言は不要です。
明日も絶対に楽しいはず。そう思ってもらえるように
みたけ台幼稚園にはたくさんの行事があります。子どもにとってはそのほとんどが初体験。それをネガティブなものにしてしまわないことが、幼児教育において大事です。「楽しそう」「やってみたい」、そう思ってもらえる雰囲気を作り、声がけをしています。そしてどの行事にも「自己受容」「自己発揮」「他者支援」のいずれかが必ず関わっています。
さらにすべての行事において導入と実践、振り返りを行います。各行事においてそれぞれのストーリーをしっかり伝えることで心に刻まれ、理解が深まっていきます。そんな毎日によって、「今日も楽しかった。明日も絶対、楽しいに違いない」と思いながら眠りにつけます。そんな保育をモットーにしています。
もうひとつ、大事にしていること。それは「ママの笑顔」です。子どもはいつも、ママの顔を見ています。暗い顔をしていると、子どもも不安になります。そのために、低年齢からの預かり保育や長時間保育、課外教室、さらに未就園児クラスを充実させています。
なるべくワンストップで子育てを応援し、ひいてはみんなを幸せにする、それが私たちの使命です。