横浜市港北区下田町にある、プリンス幼稚園。立て替えたばかりのピカピカの新園舎では、七夕、盆踊りなど、子どもたち主体の行事が毎月行われています。
ネイティブの先生による楽しみながら学ぶ英語、リトミックや体操など、専任の講師による正課プログラムも人気です。そんな幼稚園をレポートしました。
子どもたちが自ら考え、決めて、みんなで楽しむお店やさんごっこ
毎年6月に行われる「お店やさんごっこ」は、各クラスで園児が主体となって考え、相談しながらどんな店を出すのか、そこで何を売るのかなどを決めます。
販売される商品も園児たちの手作り。アイスクリームやお菓子、アクセサリーなど、手作りならではの温かみある商品が並ぶお店のほか、釣り堀や遊園地もあり、年長は年少の手を引いて一緒に買い物をする微笑ましいシーンが見られます。
「プリンス幼稚園では異年齢の関わりも大切にしています。人気の商品は年少さんを優先してあげるなど、年下の子へのやさしさや思いやり、年上の子への憧れが継承されています」と岩島園長。園長先生が本物のお菓子を扱う「駄菓子屋みっちゃん」も子どもたちに人気です。
子どもたちの気持ちを最優先。自己肯定感を高め自主性を育む
子どもたちはひとりひとり伸びる時期、輝く時期や場面が異なります。その子の輝くときを私たちはいつもみんなで見守っています。そして、子どもたちの「出来た!」「楽しかった!」の気持ちを大切に、自己肯定感を高めてあげながら、自主性を育てます。
信頼できる大人や仲間に出会い、深い愛情の下、みんなでともに育ちあいましょう。