町田市真光寺町にある、和光鶴川幼稚園。「自分っていいな、と思える子どもに」という願いをもって保育づくりをしています。
魅力の一つは自然豊かな環境です。雑木林や約800坪の「風緑の丘」では、虫探し・木登り・花摘み・ぶどう狩りなどができ、子どもたちが大好きな場所です。そんな幼稚園をレポートしました。
大人が本気であそぶ姿からあそび方を学ぶ
こどもたちは保育者が一緒にあそんでいる姿を通して、あそび方を学んでいます。大人が本気であそんでいる姿から「こうやってあそぶと楽しいんだ!」ということを自身の心と身体で知っていきます。
子どもたちが自分たちであそびを広げて楽しめるようになったら、保育者はそのあそびに必要なくなります。そうしたら保育者はどうするか…また違うあそびを違う子どもたちとも本気で楽しみます。
こうしてあそび方を学びながら今しかできないあそびを発想する…そんなあそぶ力を育てたい!それが!和光鶴川幼稚園で大切にしている大人の本気です!
本物に出会う体験朝の集会
子どもたちには、本物に出会う体験を大切にしたいと考えています。子どもの日集会で作った大きなこいのぼりも、実際にこいのぼりを見に行き、「園長先生より大きいこいのぼりを作りたい!」という願いのもと、園長先生のサイズを布の上で計ってから(笑)、自分たちでデザインし、模様を描き、針と糸で縫って作りました。
このように本物にこだわり、朝の集会では月2回ほど、保護者の方も一緒に本物の演奏家、プロの方のパフォーマンスを見る機会を大事にしています。