川崎市中原区にある、大楽幼稚園。1953年に大楽寺の住職だった園長の祖父が、「教育施設を作って地域に貢献したい」との思いから、お寺の敷地内に開園しました。
一人一人に丁寧に目を配り、大いに褒め、間違ったことをしたときには教え諭す。この姿勢が園の教育の原点です。そんな幼稚園をレポートしました。
小学校入学に向けての準備にも!英語や習字などカリキュラムが充実
大楽幼稚園のカリキュラムには、子どもたちが戸惑うことなく小学校に入学できるようにとの思いも込められています。
1年生から必修科目となった「英語」には年中・年長さんが取り組みます。ネイティブの先生による歌やダンスを取り入れたレッスンで楽しく本物の発音に触れ、卒園までに簡単なあいさつや会話ができるように。
その他にも、園長先生の指導による年長さんの「習字」では、きちんとイスに座って半紙に向かうことで集中して取り組む姿勢を身につけます。
子どもたちが管理する道具のひとつ「筆箱」は、制作物に自分の名前や日付を書くときに使用し、鉛筆削りも自分たちで行うなど、入学に向けてさまざまな経験を積んでいきます。
パパやママの時間も大切に!
プレ保育「たんぽぽぐみ」がスタート
「子育て中のママ・パパのリフレッシュタイムになれば」と、2023年5月にスタートしたプレ保育「たんぽぽぐみ」。完全親子分離で、半日保育で1カ月過ごしたのち、お弁当持参で1日保育となります。
週2クラスと週5クラスがあり、あわせて定員は12名。専任の保育者をはじめ3名体制で子どもたちを見守ります。外遊び時の縦割り保育や行事への参加も検討中。