横浜市緑区にある、みほ幼稚園は、子どもたちとの心のふれあいを大切にする幼稚園です。「元気な子」「思いやりのある子」「よく考える子」「頑張る子」を育てることを教育の目標に掲げています。
そんな幼稚園の園長先生に、理念、特長などについてお話を伺いました。
日々の活動を通じて言葉の力と感性を磨く
幼児期は、これから一生生きていくための基礎になる力を身につける大切な時期です。私たちは、「元気な子」「思いやりのある子」「よく考える子」「頑張る子」を育てることを教育の目標に掲げ、子どもたちとの心のふれあいを大切にし、心身ともに調和の取れた子どもの育成を目ざしています。
そして私たち保育者も、常にこの4つの目標を自身のことに置き換えながら、子どもたちのロールモデルとなるよう、共に成長を続けています。
本園の特長の一つに「国語教育」があります。自分の言葉を相手に伝え、分かり合うためにも言葉はとても大切です。そこで、言葉の能力を最大限に伸ばすことができる「漢字で教える」教育法を実践しています。漢字を読むことをきっかけに「人の話を聞く力」「本を読む力」「理解する力」につながる「言葉の力」を伸ばしていきます。
一方で、ミュージカルや楽器演奏を通じて感性を育てることにも力を入れています。専門の講師を招いて指導を行い、年に2回、大きな舞台で披露する機会を設けています。何度も練習を行い、最初はできなかったことがだんだんとできるようになる喜び、みんなで協力し合う大切さ、一つの形に作り上げ、大きな舞台で披露する達成感…。そこには計り知れないさまざまな学びがあります。これらの経験は子どもの自信となり、将来へつながる力となっていくことでしょう。
また、絵画表現、造形遊びといった美術活動を通じても、感性を磨き、観察する力、表現する力を育みます。
預かり保育の環境を整え、子育て家庭を支える
本園では預かり保育の充実にも力を入れており、保護者とも連携を取りながら子どもたちの健やかな成長を共に見守るお手伝いをさせていただいておりま
す。誰でも利用できる延長保育のほか、幼保無償化の対象となる市型預かり保育も導入。どちらも経験豊富な有資格者が保育を行っています。
このように、安心してお子さんを預けられる環境を整えることも「幼児教育を通して、近隣の地域に貢献し続ける」ことを理念とする本園の務めと考えています。