キリストの教えと遊びの中で心と身体を育てます<田園江田幼稚園(横浜市青葉区)>

横浜市青葉区にある田園江田幼稚園は、田園江田教会の付属幼稚園として開園。キリスト教に基づいた教育が魅力の幼稚園です。

そんな幼稚園の園長先生と副園長先生に、理念、特長などについてお話を伺いました。

たくさん遊ぶなかで育まれる他者へのやさしさと思いやり

園庭で元気に遊ぶ田園江田幼稚園の子どもたちの様子

屋外でたくさん遊ぶことを大切にしています:田園江田幼稚園(横浜市青葉区)

地域の子どもたちのために、田園江田教会の付属幼稚園として開園しました。教会の牧師が園長を兼任し、「豊かな遊び」「思いやりの心」「大切な身体」「キリストの愛」の4つを大切にして保育を行っています。

幼児期に最も大事なのは十分に遊ぶこと。登園後は約1時間半、自由遊びを楽しみます。学年やクラスの枠を超えて過ごすことで、好奇心や自主性、挑戦の心を育みます。特に外遊びを重視。室内ではなく、開放的な屋外で遊ぶことによって、心と身体が解放され、伸び伸びと成長することができます。

さらに年中からの月2回の体育遊びを通し、丈夫な身体を作り、より挑戦心や積極性も身につけます。

キリスト教に基づいた教育は、田園江田幼稚園の魅力です。例えば礼拝の時間。病欠した園児がいると「早く良くなりますように」といったお祈りをし、他者を気遣う気持ちを育みます。また神さまが、一人一人を違うように造ってくださっていることを日々伝え、違いを認め合う大切さも学びます。

園児全員の顔と名前を把握し、安全・安心の保育を提供

自由遊びを楽しむ田園江田幼稚園の子どもたち

預かり保育など、保護者の要望に寄り添った園づくりを目指しています:田園江田幼稚園(横浜市青葉区)

保育は少人数制で、アットホームな雰囲気の中で行っています。全保育者が全園児の顔と名前、個性を覚えています。自由遊びのとき、園児たちは近くにいる保育者に見守られながら遊びます。子どもたちも、そして保護者の方々も、どの保育者でも大丈夫と安心していただいています。保育後、保育者たちは園児たちの「遊び」の様子を共有しています。

コロナ禍以降、日々の保育や行事を見直したり、再確認したりし、集団生活ならではの経験が多くできるように考えています。また2021年度から、「週に2回の全員給食」「保育終了後の課外教室(体育、英語)」「満3歳児クラス」を導入しました。今後も保護者からのご意見やご要望も取り入れながら、よりよい園づくりを目指してまいります。

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▲掲載の2025年入園向け「幼稚園ガイドブック」

お話を伺ったのは

田園江田幼稚園
園長:宗野鏡子先生(左)/ 副園長:半澤納帆先生(右)

園庭で元気に遊ぶ田園江田幼稚園の子どもたちの様子
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