横浜市青葉区にある市ヶ尾幼稚園。自由な遊びや自然体験を通じて、生きる力の土台を育み、一人ひとりの個性を大切にしています。
そんな幼稚園の特色ある取り組みについてレポートしました。
遊びながら学ぶ!
園に伝わる「つるつるカップ」
▲市ヶ尾幼稚園の園に伝わる「つるつるカップ」づくり(市ヶ尾幼稚園:横浜市青葉区)
自由保育の時間。園庭では「つるつるカップ」づくりに夢中になる子どもたちの姿が。表面を磨く白砂は、子どもたちが見つけた、とっておきの場所からとってきたものを使います。
何日も磨き続けたつるつるカップ。「こんなに固くなったよ!」と、みんな得意気に見せてくれました。
友だちとも意見を出し合い
自由な発想で展開されるごっこ遊び
▲ごっこ遊びをする保育風景(市ヶ尾幼稚園:横浜市青葉区)
イスや机を使って春の親子遠足で行った動物園を再現! 好きな色を塗ったお面を被って動物になりきる子や、飼育員になりきる子も。
「こうしたらいいんじゃない?」と友だちと話し合いながら、自由な発想でごっこ遊びを楽しみます。先生方も「こうしたい!」という子どもたちの声に耳を傾け、サポートします。
遠足では何をするのかな?
年長さんは遠足のしおり作りに挑戦!
▲遠足のしおり作り(市ヶ尾幼稚園:横浜市青葉区)
年長さんは来週行く遠足のしおり作り。当日の予定を地図と照らし合わせ、「しゅうごうしゃしん」「ゆうぐひろば」などの文字をなぞっていきます。
こうして、自然と文字に親しみながら、手作りのしおりが完成! 一斉活動では週に1回、専門の講師による体育広場や英語広場など、子どもの土台を育むさまざまな活動も行っています。
四季折々の自然を感じながら
裸足で遊べる天然芝の広場
▲裸足で遊ぶ園児たち(市ヶ尾幼稚園:横浜市青葉区)
園庭の奥に入ると、季節の花々も咲く、青々とした芝生広場が広がっています。「まさに『第二の園庭』という位置付け」とは副園長の佐藤先生。
ふかふかの天然芝の上で子どもたちは裸足になり、走り回ったり転がったりと思い思いの遊びを楽しんでいます。
天気のいい日はピクニック気分でお弁当を食べ、参観日には保護者と一緒に活動も。少し不安な気持ちになったり泣きたくなったりしたときに、ここに来るとリラックスできる子どもたちもいるそうです。
豊かな自然に囲まれ、のびのびと過ごす子どもたちの顔は笑顔で輝いていました。
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