2025年園長先生のメッセージ<つどいの森もみの木こども園(青葉区)>

横浜市青葉区にあるつどいの森もみの木こども園。プロ指導の和太鼓に取り組み、地域のお祭りで披露を重ねる中で、感性を育み豊かな心を培っています。
そんな幼稚園の特色ある取り組みについてレポートしました。

さまざまな体験が栄養になる!
豊かな自己表現の下地づくり

つどいの森もみの木こども園の先生たち

▲つどいの森もみの木こども園の先生たち(つどいの森もみの木こども園:横浜市青葉区)

個性と自主性を引き出す
多彩な「きっかけ」を提供

当園では、子どもたちの自主性を引き出すための「きっかけづくり」を大切にしています。
経験の少ない子どもたちに、ゼロから自己表現を求めるのはハードルが高いこと。
しかし、私たちから適切な提案をすれば「それなら自分はこうしたい!」と、個性あふれるレスポンスが返ってきます。
そんなコミュニケーションを繰り返すなかで、園児たちは自分を理解し、自主性を育んでいくのです。
つどいの森もみの木こども園の体操サーキットあそび

▲「体操サーキットあそび」(つどいの森もみの木こども園:横浜市青葉区)

子どもたちの個性は十人十色。存分に活かすために、和太鼓、体操サーキット、英語、アート、自然活動とさまざまな分野の外部講師と連携し、幅広いジャンルの体験を提供しています。
プロフェッショナルによる多彩な「きっかけ」に触れることは、園児たちのより豊かなレスポンスを引き出し、立体的な自分づくりにつながっています。
つどいの森もみの木こども園の地域施設訪問

▲地域施設訪問(つどいの森もみの木こども園:横浜市青葉区)

和太鼓の音で感覚的に
集団行動を理解する

和太鼓は当園の文化のひとつ。入園以来、年長児のお兄さんお姉さんのかっこいい和太鼓を見てきた園児たちにとって、憧れの活動です。
年長になると和太鼓をやるんだという意識が、園児たちの気持ちを自然と引きしめます。はじめは好き勝手に叩いていたのが、みんなと合わせてみたらかっこいい演奏になることに気付く。

▲和太鼓のレッスン(つどいの森もみの木こども園:横浜市青葉区)

音を通して感覚的に集団行動を理解していくのです。そして練習を積んで披露し、観客からの拍手喝采を受けることで、みんなと一緒に頑張った達成感を味わい、大きな自信になります。
子どもたちが自主性を高め、個性豊かな自己表現を発揮するには、幼少期に栄養のある土台を作ることが大切です。その糧となるのが、和太鼓をはじめとするさまざまな経験です。
園児たちが栄養たっぷりの土台を作れるよう、環境を整え、そっと見守り導くことで、将来、力強く色とりどりの花を咲かせてくれると信じています。

つどいの森もみの木こども園が作るあたたかい給食

▲園内で作るあたたかい給食(つどいの森もみの木こども園:横浜市青葉区)

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↓↓↓続きの先生からのメッセージは、書籍「幼稚園ガイドブック」をご覧ください。↓↓↓

▲掲載の2026年入園向け「幼稚園ガイドブック」

お話を伺ったのは

つどいの森もみの木こども園 園長 東 洋一郎 先生

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