2025年園長先生のメッセージ<田園都市幼稚園(青葉区)>

横浜市青葉区にある田園都市幼稚園。自由遊びでは元気に遊び、活動時には姿勢を正して集中するなど、自ら上手に切替ができる子を育てます。
そんな幼稚園の特色ある取り組みについてレポートしました。

「三つ子の魂百までも」を掲げ、
感性豊かな子どもを育てる

田園都市幼稚園の園庭

▲園庭では心を開放して元気に遊びます。(田園都市幼稚園:横浜市青葉区)

漢字や古典に親しみ
人としての根っこを養う

田園都市幼稚園の先生たち

▲田園都市幼稚園の先生たち(田園都市幼稚園:横浜市青葉区)

人間の土台を育む大切な幼児期に「たくましい根っこ」を育む教育を目指しています。
10年、20年後の子どもたちの成長を見据え、園ではさまざまな取り組みを行っています。その中でも特長としているのは「漢字のある環境」と「立腰教育」です。
田園都市幼稚園では、園児の名札や掲示物等を普通に漢字かな交じりで表記します。日本で暮らしていれば漢字は日常的に目に入ってくるもの。
幼児だからといって、すべて平がなで表記するのが本当に適切なのでしょうか。実際にやってみると、そんな環境の中で幼児は自然に漢字を覚えてしまいます。

田園都市幼稚園の人工芝が敷かれた屋上

▲人工芝が敷かれた屋上(田園都市幼稚園:横浜市青葉区)

また、詩や俳句、論語などの古典の素読にも力をいれていますが、これは言葉(ことだま)から日本の心を感じとることが目的です。お勉強ではありません。
感性豊かな幼児期から古典のもつ言葉のリズムを楽しみながら日本の心に触れています。

田園都市幼稚園の本と漢字に親しむ時間

▲本と漢字に親しむ時間(田園都市幼稚園:横浜市青葉区)

「立腰教育」で、気持ちの
切り替えができる子に

聞きなれない言葉かもしれませんが「立腰教育」とは、文字通り腰骨を立てて、心身の健康と成長を促すものです。
朝礼後、教室で目を閉じて座った子どもの腰骨に、先生が後ろから手を当てて軽く押します。
すると、腰骨がスーッと立ち、背筋が伸びます。正しい姿勢をとると心が落ち着き、頭がすっきりして、次の活動に集中できます。
また人の話を聞く、制作をするといった場面では集中して活動できる。
毎日5分ほどの立腰の時間を重ねると「集中と開放」のスイッチを自分で上手に切り替えることができる子になります。

田園都市幼稚園の音楽発表会

▲青葉公会堂で行われる音楽発表会(田園都市幼稚園:横浜市青葉区)

また、ほぼ毎日、漢字かな交じり文の絵本に親しむ時間や体育サーキットの時間があります。
このような小さな積み重ねの結果として「三つ子の魂百まで」という諺があるように、今体験しているすべてが将来を支えるたくましい根っことなります。

田園都市幼稚園の預かり保育

▲長期休暇中の利用も可能な預かり保育(田園都市幼稚園:横浜市青葉区)

田園都市幼稚園の他の取材記事はこちら

↓↓↓続きの先生からのメッセージは、書籍「幼稚園ガイドブック」をご覧ください。↓↓↓

▲掲載の2026年入園向け「幼稚園ガイドブック」

お話を伺ったのは

田園都市幼稚園 園長 志田 元 先生

最新情報をチェックしよう!