日本人としてのアイデンティティーを大切にした豊富なプログラムで、学習意欲と国際感覚を養う

川崎市中原区にあるWORLD KIDS Kindergarten。年齢別の少人数制で、オールイングリッシュで過ごします。英語だけでなく日本語の授業の時間も設け、小学校入学への準備もできるスクールに、ビタミンママがお話を伺いました。

WORLD KIDS Kindergartenでは、英語圏の子どもたちが受けるような教育環境のなかで、語学力はもちろん、基礎学力や自己表現力、心の教育も行います。K1からK3まで年齢別の少人数クラスで、授業はネイティブの先生と日本人のバイリンガルスタッフが担当。日本語の授業以外はオールイングリッシュで日常を過ごすほか、算数、理科、地理、社会などのハイレベルな学習に加えて、クラフトやアートにも取り組みます。

また、母国語や日本の文化を理解することは真の国際人の基盤となるという考えのもと、陶芸と茶道も取り入れています。K2クラスから始まる日本語の授業では曜日や数の数え方、ことわざ、音読のほか、ひらがなとカタカナの練習も行い、母国語の理解と、小学校入学への準備につなげます。

おそろいのガウンとキャップを身につけて臨む卒園式。

さらに、体操やサッカー、ガーデニングなど、子どもたちの興味・関心を広げるプログラムを積極的に行っているのも特長です。

この教育を一層効果的にするために武蔵小杉にある「プリスクール(1歳半より)」に入園し、継続した英語の学びを選択する方も少なくありません。毎朝のサークルタイムで曜日や天気などを英語で発言するほか、体のパーツやフルーツ、職業など、毎月異なるテーマの5つのワードを覚え、先生からの「What day of the week is it today?」「What fruit do you like the best?」といった質問に答えたり、逆に質問をしたりすることで定着を図ります。このルーティンによって正しい発音と意味を理解しながら、語彙力と会話力の向上を目指します。

K1から始まる週1回の陶芸。K2からはろくろも使い、お皿や鉛筆立てなどを作ります。

入園したばかりのお子さんは自分の気持ちを日本語でしか伝えられません。しかし、プリスクールにもバイリンガルスタッフが各クラスに1人いますのでご安心ください。またプリスクールからキンダーガーテンへは優先入園できるほか、帰国子女枠も設けています。

英語学習はもちろん、さまざまなことにチャレンジするなかでできることが増えると、その成功体験が自信となり、自尊心が育ちます。そのために私たちは、「世界で活躍できる人材を世に送り出す」ことをモットーに、子どもたちが楽しめるたくさんのプログラムを取り入れ、好奇心を刺激しています。

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