【園選び】幼稚園・保育園・子ども園 どこがいいの?

2015年にスタートした「子ども・子育て支援新制度」は、子育てを社会全体で支えていこうというもの。さらに昨今の子育て支援の追い風を受けて、支援制度は拡充しています。
ただ、そのため制度はとても複雑化し、年々変わる内容に理解が追いつかないのが実状です。そこでここでは、あらためて制度の概要を見ていきましょう。

働くママにとって、預け先が「保育所」一択だったのも今は昔。

現在は「幼稚園」「認定こども園」、さらには「地域型保育」もその選択肢に加わり、それぞれに機能と特長利用条件などが違います。

働きながら子育てしたい、子どものそばに寄り添って、子どもの帰宅時間には家にいたいなどママ・パパの生き方も多様化が進み、それを支える制度が整いつつあります。

ママ・パパの暮らし方、働き方に合わせて、家族にとっていちばんよいと思われる施設を選べるよう、施設や制度の詳細を知っておきましょう。

子ども・子育て支援新制度の知つ得ポイント

Point1 保育の場の増設
従来の「保育所」「幼稚園」などに加え、 「認定こども園」「地域型保育」など拡充。
Point2 区分認定制度導入
施設利用にあたリ、市区町村から「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。
Point3 幼保無償化
2019年から「幼児教育・保育の無償化」 制度がスタート。
3~5歳児の保育料無料。0~2歳児の住民税非課税世帯は保育料無料。

子どもの年齢、保護者の状況によって、選べる施設が異なリます。
それぞれの条件によって、選択肢が変わってくる上無償化対象の範囲も変わるので、自分は制度上どこに該当するのかしっかり把握して、家族にいちばん合った施設を選びましょう。

園選びスタート!2歳~のわが子、どこを利用するのがベストかな?

Aさん:主婦
パパ:フルタイム勤務
子ども:6月生まれ。現在3歳。2024年4月~入園希望。
Case1
小学校に上がるまでは家で子どもと過ごしたいな。
子どもにはいろいろな経験をさせて、得意なことを見つけてほしい。
Bさん:育休中。4月から復職予定
パパ:フルタイム勤務
子ども:9月生まれ。現在2歳。2024年4月~通園先を探し中。
Case2
今は育休中だけど、来年子どもが入園して落ち着いたら復職予定。
のびのび遊べて、英語やピアノの習い事もさせてあげられるのはどこかな?
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新制度で増えた、変わった保育・教育施設

新制度では、既存の「幼稚園」「保育所」として機能していた施設が「認定こども園」となっているところもあります。
従来の「幼稚園」も、保育時間の延長や多様な取り組みの拡充など、働くママも利用しやすく進化しています。

それぞれの施設の特長

小学校入学に向け、教育の基礎をつくるための幼児教育を行う学校。誰でも利用できます。
昼過ぎごろまでの規定教育時間に加え、園によって午後や土曜日、夏休みなどの長期休み中の預かリ保育を実施しています。
※新制度の導入に伴い、新制度に移行した園と、新制度に移行せず、現行のままの幼稚園があります。
幼稚園と保育所の機能や特長を併せもち、地域の子育て支援も行う施設
O~2歳は、共働き世帯など家庭で保育できない保護者が利用できます。夕方までの保育を実施し、園によっては延長保育もあります。3~5歳は、利用者の制限はなく、昼頃までの教育時間に加え、保育を必要とする場合は、夕方までの保育も実施しています。
就労など、家庭で保育できない保護者に代わって保育する施設
共働き世帯など、家庭で保育できない保護者が利用できます。夕方までの保育に加え、園によっては早朝・夜間の延長保育を実施しています。
保育所(原則 20 人以上)より少人数で、0~2歳の子どもを保育する事業
共働き世帯など、家庭で保育できない保護者が利用できます。
夕方までの保育に加え、園によっては延長保育を実施しています。定員5人以下の家庭的保育、定員5~19人の小規模保育、事業所内で従業員の子どもと地域の子どもを保育する事業所内保育、保護者の自宅で保育者と1対1で保育を行う居宅訪問保育の4つのスタイルがあります。
施設独自の方針に応じ、保護者のニーズに合わせた保育を提供する施設
誰でも利用できます。業務型保育施設や居宅訪問型保育施設など多様な施設があリ、英語教育や運動などに特に力を入れた託児所など、園独自のプログラムで運営されています。

各施設をさらに詳しく

ここでは、2歳~の子ども(幼児)を対象にした保育施設について詳しく見ていきます。

※画像をクリックすると、上部に拡大や縮小などの各種ボタンが表示されます。

認定こども園には4つのタイプがあります

幼稚園と保育所のいいとこどりができそう!

1.幼保連携型
認定こども園として独立したもの。新設したもの、あるいは既存の施設を リニュ ーアルしたもので、教育機関かつ児童福祉施設として文部科学省と 厚生労働省から認可を受けています。
2.幼稚園型
もともとあった認可幼稚園の設備、職員で、保育所の機能をプラスしたもの。 教育機関として、「幼稚園教育要領」に基づいた教育を行います。
3.保育所型
もともとあった保育所の設備、職員で、幼稚園の機能をプラスしたもの。 児童福祉施設として、「保育所保育指針」に基づいた保育を行います。
4.地方裁量型
既存の認可外保育施設に、認定こども園の機能が追加されたもの。 各自治体の条例に基づき 「認可外施設」として運営されます。

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