横浜市都筑区東山田町にあるやまた幼稚園。「遊びは学び」という保育方針のもと、創造的で自立した子どもを育てることを目標に掲げている幼稚園では、「めばえクラス」「ふたばクラス」が行われています。未就園児クラスで大切にしていることや保育内容など、二人の先生にお話を伺いました。
たくさん遊ぶなかで学ぶ、メリハリのある保育を実践
やまた幼稚園では「遊びは学び(Learn through Play)」という保育方針のもと、自ら考え行動し、世界で活躍できる創造的な子どもを育てることを目標に掲げています。
2022年3月に竣工した新園舎によって、より多くの子どもたちに教育の場を提供することができるようになりました。区内でも最大級の広さを誇る園庭で四季の移ろいを感じながらの自由遊びに加えて、心身ともに健やかな成長を促す「からだをうごかしてあそぼう」、英語教育への入り口としての「えいごであそぼう」などのカリキュラムも特長です。
「大地の養分を吸収して芽生えたふたばが、陽の光や雨の雫を受けて若木へ育っていくように、ご両親からの深い愛情のもと、さまざまな体験や人とのふれあいを通して健やかに、情操豊かに育ってほしいと考えています」と未就園児クラス担当の前田先生。
プレ保育は1歳半から2歳からは選択肢が2つ
未就園児クラスは大きく、「めばえ」と「ふたば」の2つがあります。めばえは満1歳半から2歳児が対象で、「プレ保育に興味はあるけれど、仕事もそろそろ再開したい」という要望に応えた、就労状態に関わらず受け入れが可能なクラスです。さらに2歳児からは「ふたば」へ。週1〜2回のプレふたば(2時間半の保育)と週5回のふたばがあり、後者は家庭の都合に応じて、長時間と短時間の保育時間を選択することも可能。
やまた幼稚園は横浜市の2歳児保育事業園に選ばれており、条件を満たせば市の補助金制度が利用できます。また、満3歳になった時点で無償化の対象にもなります。「これによって小学校入学までの4〜5年間、教育環境を変えることなく過ごすことができるのも大きな特長です」と小宮山先生。
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