横浜市青葉区にある藤が丘幼稚園は、園と保護者が一緒になって、二人三脚で子育てできる幼稚園です。一方で、「満3歳児保育」がスタートし、共働き家庭でも利用しやすいのが特徴です。
そんな幼稚園の先生に、未就園児クラス・満3歳児クラスで大切にしていることや内容についてお話を伺いました。
子育て応援の思いを込めて満3歳児保育がスタート
藤が丘幼稚園では、2024年度から「満3歳児保育」がスタートしました。そこには、共働き家庭が増えるなか、貴重な幼児期を過ごす場所として幼稚園を選択してほしいという思いが込められています。正規入園のため幼児教育・保育の無償化の対象となり、3年保育の子どもたちと同じ保育時間を過ごします。
預かり保育「ふじっこ」の利用や課外授業への参加も可能。プレ保育「ひよこ組」からの移行もできます。「子どもたちにとってははじめての集団生活。まずは園に慣れ、楽しい場所だと知ってもらうことが一番の目的です」と𠮷濵園長。
運動会・おゆうぎ会・音楽発表会には3年保育の子どもたちと一緒に取り組むなど、異年齢の交流も行います。
プレ保育をはじめ未就園児のための環境が充実
プレ保育「ひよこ組」は、家族だけの小さなコミュニティからお友だちや在園児のいる集団生活へと少しずつ慣れていくための教室です。親子同室からスタートし、9月以降は子どもたちのペースで親子別での活動に移行します。
プレ保育は教育の場。そのため、生活習慣やルール、ハサミやのりなどの道具の使い方なども教えます。「園での活動を通して、保護者の方にも子どもへの効果的な接し方を知ってもらい、園と二人三脚で育児を楽しんでもらえたら」と安倍先生。
そのほかにも、藤が丘幼稚園には未就園児のための取り組みが盛りだくさん。0〜1歳半児対象の「ベビールーム」をはじめ、園庭開放、1・2歳児に向けて季節のイベントなどを行うメール会員「ふたば」などを開催しており、詳細はホームページで確認できます。
藤が丘幼稚園 未就園児クラス・満3歳児クラスの他の取材記事はこちら