横浜市青葉区にある、もえぎ野幼稚園は、「健康で明るくのびのびと豊かな心と生きる力を育む」ことを教育理念として保育を行う幼稚園です。未就園児の「プレ保育親子クラス」、満3歳児の「りんご組」では、1年を通して社会性を身につけ、スムーズな幼稚園デビューに繋げます。
そんな幼稚園の先生に、未就園児クラス、満3歳児クラスで大切にしていることや内容についてお話を伺いました。
わくわく体験を通して入園の準備をお手伝い
スムーズな年少組への進級を目的とする、もえぎ野幼稚園のプレ保育親子クラス。親子一緒でスタートし、11月頃から子どもだけで保育に参加します。「約半年間、保護者も一緒に参加してもらってからの親子分離なので、お子様の負担は少ないと思います」と、担任の溝口先生。
年間を通して「わくわくを楽しもう!」をキーワードに、リズム遊びや楽器遊びなど、子どもの成長に合わせた活動に取り組みます。また、遊びを通して、使ったおもちゃは片づける、順番を守る、お友だちと協力するなど、社会性や協調性を育てることも大切な保育目標です。
11月頃の親子分離後は、お弁当を食べる「お弁当体験」や、お兄さんお姉さんと交流する「合同保育」などを行い、年少組へ期待を膨らませて進級できるようにしています。遠足やクリスマスパーティーなど、行事が盛りだくさんなのも特長です。
少人数クラスで週5日、満3歳児クラスを新設
もえぎ野幼稚園では、令和6年9月に満3歳児を対象にしたクラスを新設します。「2〜3歳というと、月齢をはじめ、お子様一人一人の発達には個性がある年頃です。家族以外の人やものに興味をもち始め、親から自立する満3歳の時期に、新たな子育て支援として満3歳児クラス(りんご組)を設けることにしました」(田邊先生)。
登園は最初から親子分離とし、週5日、保育を提供します。保育内容も園児と同じで、運動会やお遊戯会といった年間行事のほかに、週1回の専門講師による体育遊びも実施。保育料無償の対象にもなります。
どちらのクラスも子どもたち一人一人に寄り添い、「幼稚園って楽しいね」と思ってもらえるように幼稚園デビューのサポートをしていきます。
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