冨士見幼稚園の「ひよこ組」ってどんなところ?

ジャンプしたり、走ったり。音楽に合わせて体を動かします。
横浜市港北区にある冨士見幼稚園。子どもの自由に伸びる力、仲間と関わる力、豊かな感性を育てる幼稚園で行われている、「ふじみ2歳児クラブ ひよこ組」のようすを先生に伺いました。

親子一緒からスタートし、2学期以降子どものみになるそうですね。

ひよこ組はいろいろな遊びを通して、「幼稚園って楽しい!」という気持ちを育てるクラスです。最初は親御さんから離れられなくても、徐々にお友だちと仲良く遊べるようになりますので、安心してください。

登園は週1回、1クラス2名の先生が担当し、細かなところまで目が行き届くようにしています。またトイレトレーニング、人見知り、言葉の遅れなど子育てのご相談にも応じています。

暑い季節は園庭にひよこ組専用のプールが用意され、水遊びを楽しみます。

保育は2歳児の発達を踏まえて、1年間を4つに分けたカリキュラムを組んでいます。5、6月は「探り遊びの時期」とし、新しい環境に慣れることを目標に、親子でさまざまな活動に取り組みます。1~3月の「盛り上がり遊びの時期」には、言葉のやりとりを増やし、基本的な生活習慣を身につけます。

遊びを中心に、さまざまな活動を行っています。

歌やダンス、運動、製作、楽器遊び、読み聞かせなど盛りだくさんの内容です。クッキングでは、家庭から持ち寄った果物でフルーツポンチを、お芋掘りで収穫したサツマイモを使って蒸しパンを作ります。誕生会は毎月あり、子どもたちはプレゼントの手作りのメダルを楽しみにしています。

お芋掘りではおうちの方と一緒にたくさんのサツマイモを収穫します。

冨士見幼稚園の特長のひとつに縦割保育があります。ひよこ組もお兄さんやお姉さんと追いかけっこや砂遊びをする風景は日常的です。また、園の行事に参加する機会もあり、お店屋さんごっこでは、お客さんとなって年長さんのお店でお買い物をします。こうした楽しくて幅広い活動や関わりを通して、自我の育成を促します。

小さな人形劇「ぴょんぴょんぐみ」による人形劇鑑賞会があります。

幼稚園ガイドブック&よりよい発達ってなんだろう?Vol.93

お話を伺ったのは

加藤 青空先生

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