メンバー
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Aさん
年少男児のママ
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Bさん
年長女児のママ。長女も卒園生
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Cさん
年中男児のママ。次女も卒園生
この園を選んだ理由を教えてください
すぎの森から徒歩圏内に自宅があり、幼稚園の周辺はお散歩コースです。緑に囲まれた自然豊かな環境、そして滑り台やうんていなど遊具が充実している広い園庭でのびのびと遊ぶ子どもたちや近くで見守る先生の姿を見ていたので、迷わずこちらを選びました。
こちらを卒園した娘は人見知りで、いつも私にくっついていたのですが、入園前に見学に来たとき、初めて、自分から私の元を離れて先生と一緒に園庭で遊んだんです。
とても驚きましたし、「すぎの森には、子供を引き寄せる何かがきっとある」と理屈抜きで思い、こちらに決めました。本の読み聞かせを大切にしていることや、1400冊を超える本がある「トトロの杜文庫」があることも気に入っています。
「この園でよかった!」と思ったエピソードを教えてください。
毎朝、園長先生が園門の近くに立ち、登園した子どもたちと笑顔で「おはよう」とハイタッチをしてくださるんです。園長先生の子どもたちに対する愛を感じ、「こちらを選んで本当に良かった」と思います。
息子は怖がりで、入園当初は園庭にある大型遊具の階段を登ることすらできなかったのですが、先生はそんな息子の気持ちや成長を理解し、一段登ると、「すごいね、登れたね」「もう少しで一番上だね」と声をかけ、できるようになるまでじっくりと付き合ってくれたんです。
おかげで、今ではこの遊具で遊ぶことが大好きになりました。
日頃からどんな些細なことでもすぐに連絡をしてくださるのですが、担任との面談も年に2回(7月と2月)あって、園での様子を聞いたり、子育ての心配事や悩み事を打ち明けてアドバイスをいただいたりできます。
私は自分の気持ちや考えを主張しない娘に不安を抱き、「小学校で上手くやっていけるか心配」と相談したことがあったんです。
すると先生は、「自分の意見を言えることは素敵なことですが、周りの気持ちを受け止めて共感できることも、とても素敵なことですよ」と言ってくださり、心が軽くなりました。
息子は、園庭でバッタやカマキリ、アリ、トカゲなどを捕まえて、観察するのが大好きです。先生はそんな息子の「好き」という気持ちを大切にしてくださり、息子が虫を見つけると、「おっ、すごいね」と言って、写真を撮ってくれるんです。
おかげで、息子はますます虫好きになり、「もっと知りたい、調べたい」という意欲から図鑑や絵本を見るようになりました。「好き」を大事にし、そこから興味を広げてくださる先生には感謝しています。
印象に残っている行事を教えてください。
お泊り保育や作品展など1年を通してさまざまな行事がありますが、なかでも印象深いのは、12月のすぎのこ祭(お遊戯会)です。各学年半日ずつ、2日間かけて行う行事で、どの学年の子どももダンスと劇のどちらか一方を選んで、練習をし、保護者の前で披露します。
ダンスを選んだ息子は、みんなの前で堂々と踊り、最後のポーズまでビシッと決めることができました。充実感と達成感を味わったからでしょうか。「次も早くやりたいな」と、今から張り切っています。
会場は園のホールで、見学しにくる保護者のことを考えるとちょっと狭めなんですが、「子どもたちが緊張することなく、一番自分を出し切れる場所で発表させてあげたい」という園の思いがあってのことだそうです。
10月の運動会も素晴らしいです。リレーやダンス、パラバルーンなどたくさんの競技がありますが、中でも、年長の組み立て体操は幼稚園生とは思えないほどの出来栄えです。
お友だちと協力して、スペースシャトルや富士山をつくるりりしい姿に感動し、思わず涙ぐんでしまいました。
流しそうめんや夕涼み会、お芋掘り、おもちつきなど、季節に関連した行事もたくさんあって、子どもたちは五感をフルに使ってたくさんの体験をします。
流しそうめんに使う台は、園長先生たちが近くの竹林から採って作る本格的なもので、そうめんだけでなく、サクランボやミカン、ミニトマトも流れてきて、子どもたちはすごく盛り上がります。
おもちつきでは、本物の杵と臼を使って年少から年長までの全園児が餅つき体験をします。
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