和光鶴川幼稚園の未就園児クラスは親子一緒に。自由遊び中はママの懇親会!

「はらっぱ」は親子で通うことを大切にしていると伺いました。

「子どもたちの遊びや生活を豊かなものに。そして子育てに悩むお母さんたちの支援を」という目的で1997年に「はらっぱ」がスタートしました。

活動の中心は自然の中で思いっきり遊ぶこと。雑木林や約800坪のはらっぱ「風緑の丘」を駆け回り、虫を捕まえたり、木登りしたり。畑で野菜の収穫もします。自然の中でのワクワクするような遊びを親子で楽しみます。

本物を体験し、五感で感じるさまざまな実体験から探究心、好奇心、発想力が育まれて行きます。

最初はお母さんから離れられない子どもたちも、先生や友だちとの信頼関係ができると一人で遊べるようになり、子ども同士の集団意識も芽生えます。保育にあたるのは教員と卒園児のお母さんたち。子育ての先輩としても頼もしい存在です。

▲和光鶴川幼稚園 2歳児親子教室 はらっぱ(東京都町田市)

子どもたちだけでなくお母さんたちのためにも大きな役割を担っていると伺いました。

子どもたちが粘土や工作などで遊んでいる間に、お母さんたちとの懇談会を行います。

子どもの健康、食事、睡眠など、子育てに関するテーマをみんなで話し、体験談が語られます。自我が芽生えはじめる2歳は、子育ての難しさを感じる時期。時には悩みを打ち明けて涙するお母さんも。みんなで子育てを共有することで、子どもの成長を共に喜び、楽しむ、「はらっぱ」はそんな教室です。


▲和光鶴川幼稚園 2歳児親子教室 はらっぱ(東京都町田市)

「本物」に触れる経験が多いと伺いました。

子どもたちの健やかな成長のために欠かせないのが「本物に触れる」ことです。
コマ回しの名人に遊び方を教わったり、伝承遊びを楽しんだり、和太鼓を叩く体験や、当園で長きにわたって園児が挑戦している荒馬踊りをいっしょに踊ったり、プロによるオペラやラテンパーカッションの演奏を親子で聴く機会や観劇会もあるなど、「本物に触れる経験」を大切にしています。
おやつには、必ず手作りのものを用意します。在園児が育てたじゃがいもやさつまいもをふかしたり、かぼちゃで茶巾を作ったり。園で育った野菜で作るお味噌汁はカツオや昆布、煮干しで出汁をとったもので、少量の味噌でも滋味あふれる味です。本物に触れながら、子どもたちの中に「大切にしたいもの(こと)」や未来への「あこがれ」や「夢」が育っていくことを願っています。


▲和光鶴川幼稚園 2歳児親子教室 はらっぱ(東京都町田市)

お話を伺ったのは

副園長
保志史子先生

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