専門的なスキルを育みながら非認知能力も高めてくれる習い事から、「GRIT(やり抜く力)」「想像力」「状況判断力」の3つが育まれる水泳教室、『サギヌマスイミングクラブ』の親子コースをご紹介します。今回、ビタミンママがお話を伺ったのは、支配人の小池忠昭先生。わが子の興味・関心を伸ばしながら、非認知能力も高めましょう!
非認知能力とは…学カテストなどで数値化されない、物事に対する考え方や取り組む姿勢など人間力の素地になる能力の総称です。→詳しくはコチラ▶︎
【GRIT(やり抜く力)】「できた!」を見つけて褒めてあげる。それが子どもの楽しさとやる気を引き出すコツ
子どものクラスでは、どの年代でも1つずつステップアップできる認定システムを導入しています。親子コースでも年齢に合わせたステップを作り、 楽しみながら上達できるようにしています。
また、親子コースでは、「元気にプールに来られた」「あいさつができた」など、どんな小さなことでも「できた」ことを見つけてあげて、褒めた数のシールを成長の記録ファイルに貼ります。がんばった自信、 達成感や褒められた喜びが、「やりたい」意欲を引き出し、水泳を楽しく継続できる秘訣です。
【想像力】ママ・パパ+コーチの愛情と見守りが、新しい環境への適応をスムーズに
親子コースでは、水に入る前に、体操場で歌を歌ったり、ストレッチをするなどして親子のスキンシップをはかります。そこで、いつもより五感を刺激する動きをし、不安定な体勢になったとしても、この環境なら大丈夫だと理解します。コーチへの新たな信頼や両親への絶対的な安心を感じることで、未知の環境におかれても平気だとイメージできるようになります。そのため親子コースでは、コーチと親と子ども、三者の関係性を大切にしています。
【状況判断力】自分にできる範囲と危険の予測を体感で学び、判断できるようになります
ある程度の年齢になって初めて水にふれると、水慣れに時間がかかります。その点、ベビーから通っている子の適応の速さや、その後の成長には目を見張るものがあります。コーチは発達段階を見極めて安全を確保しており、子ども自身も人の動きや状況を見て、できないことを判断できるようになります。
親子コースを卒業した子は、ときにコーチも驚くような動きができたりします。水との親和度が高く、自ら判断して動けるという点で、早い時期からの水慣れは、大きなメリットがあります。
心と体を育む「できた!」を大切に、「健體康心(けんたいこうしん)」がモットー
サギヌマスイミングクラブでは、「泳ぎ」を教えるだけに留まらず、人生における目標達成のため、心身の育成を念頭に健やかな體(体)と康らいだ心を育む指導を心がけています。スイミングは「空間認知能力」や「身体能力の基礎づくり」に役立つことが知られています。サギヌマスイミングクラブではそれだけでなく、「できた!」「できる!」という経験を大切にして、「自信」や「やり抜く力」を育てます。
また、管理栄養士が在籍しており、「食育」にも力を入れています。幼児コースでは食育クイズなどを行い、子どもたち自身が食や健康について考えることができる環境づくりを行っています。
お話を伺ったのは
サギヌマスイミングクラブ:支配人 小池忠昭先生
創業50周年を迎え、その存在を広く知られた名門スイミングクラブ。有名選手を多数輩出するなど、水泳の指導は折り紙つき。さらに近年は福祉にも力を入れており、近所の自治会館で脳トレや体操を提供するなど、地域への支援活動も行っています。