専門的なスキルを育みながら非認知能力も高めてくれる習い事、学童クラブの『ベネッセ 学童クラブ青葉台』。今回ビタミンママでは、学習時間の前に行われる体験プログラムの中から、「バスボム作り」の様子を取材しました。
バスボムとはお湯に浸すと泡が出る入浴剤のこと。変化するお湯の色やラベンダーやユーカリ、オレンジ、レモングラスなどの香りを楽しみながら入浴することで、リラックス効果が得られます。果たしてうまく作ることができたのでしょうか!? 合わせて、体験を通してどんな非認知能力が育まれるかもご紹介していきます。
非認知能力とは…学カテストなどで数値化されない、物事に対する考え方や取り組む姿勢など人間力の素地になる能力の総称です。→詳しくはコチラ▶︎
【コミュ力】異年齢の子ども同士で教え合いながら進めます
テーブルごとにグループ分け。クラブからの指定はなく、好きなところに座ります。グループは異年齢の子どもで構成されるため、年上が年下の子に教えてあげたり、片付けの担当分けを決めたりと、それぞれが積極的にコミュニケーションをとり、円滑に進めます。
【社会性】順番は公平にジャンケンで!
バスボムの中に入れるマスコットを選びます。順番は公平性を保つためジャンケンで決定。動物や果物などたくさんの種類がある中から1人1つずつ、好きなものを選びます。自分が選んだあと、次の順番の子に声をかけて教えてあげるシーンも見られました。
【想像力】作り方の工程を聞いて、出来上がりをイメージ
バスボムの作り方をクラブのスタッフが説明します。材料は何が必要か、どんな手順で進めるのか、注意すべきことはあるのか。初めての体験にみんなワクワク。作っていく工程で、水を入れすぎるとどうなるのか、色付けの食紅はどれぐらいが適量なのか。想像力を膨らませます。
【創造性】それぞれの発想を大事にしながら作っていきます
ファスナー付きビニール袋に重曹、クエン酸を入れて混ぜたあと、アルコールをシュッとひと吹き。お好みで香りづけも。そこに塩を入れて袋を揉むようにしっかり混ぜます。色付けは食紅で。専用の小さなスプーン1/2くらいできれいに色づくそう。
ポイント
今回の材料はドラッグストアで手に入るものばかりなので、家庭でも挑戦できます。もし失敗してもそこから学べることはあるし、その経験を活かして次は成功するかもしれない。だから分量について最初から伝えず、まずは自由にやってみることを大切にしています。
【GRIT(やり抜く力)】難しい工程もあきらめずにチャレンジ!
材料を混ぜ合わせて固まり始めたら、最初に選んだマスコットを中に入れます。おにぎりに具を入れて握るようなイメージです。選んだマスコットが大きくて収まり切らなくてもあきらめず、バスボムの形を変えてみるなど創意工夫をしながら最後までやり遂げます。
出来上がり!
「思ったより色が薄かった」「マスコットを入れようとしたら割れちゃった」「きれいな球にできた」など、いろいろな感想を聞かせてくれました。
【自制心】自己管理能力も少しずつ高めていきます
外部の習い事に通う子も少なくありません。「16時から英語教室だから10分前に出よう」。クラブに来たときにスタッフが声をかけるほか、本人もそれまでに宿題を終わらせて、45分には準備して、と見通しをもって過ごす自己管理ができるように。
【状況判断力】「今何をすべきなのか」をしっかり判断
終わったら後片付け。ゴミの分別回収や、うっかりこぼしてしまった食紅の掃除など、「今何をすべきなのか」をしっかり判断し、同じグループのお友だちと協力しながら作業を進めます。自然に声をかけあえるのは、普段からしっかりコミュニケーションが取れている証。
【自己肯定感】がんばって作ったバスボムを持ってみんなの前で発表!
帰りの会。お当番さんが前に出て司会を務めます。「今日の出来事発表」では「きれいなオレンジのバスボムができた」「給食の揚げパンがおいしかった」などの発表があり、発表後はお友だちから拍手。人前に立って話す機会が多いのも、ベネッセの学童クラブの特長です。
体験プログラムの後は学習の時間
30分間の学習タイム。宿題をするもよし、オリジナルのプリント問題に取り組むもよし。スタッフはそばで見守り、わからないところを質問に来ても一方的に教えるのではなく、自ら考えて答えに辿り着けるようアドバイスします。月に2回、「チャレンジの先生DAY」もあります。
その他のアクティビティ
オンライン社会科見学で旭山動物園の飼育員さんの話を聞いたり、理科実験やベネッセの英語教室「BE studio」の先生と学ぶ英語に参加したりと、体験を重視したプログラムがたくさん!