サイエンス倶楽部
みんな科学者に変身しちゃおう!


▲レッスンの前には、必ず「自分はどう思うか」を子供たちに確認(サイエンス倶楽部:横浜市神奈川区)

実験▼解明のプロセスが「生きる力」につながる!

これらの実験を通して、子供たちは自分の周りにはたくさんの「不思議」が存在していることに気付きます。「この気付きこそが、次の『なぜ?』や『知りたい!』につながります」と鈴木さん。レッスンでは、正解か不正解かではなく、自分の考えを持つことを重視。

▲静電気の実験。ティッシュペーパーでこすった塩化ビニルの棒に、水風船を近づけると…(サイエンス倶楽部:横浜市神奈川区)

子供たちは自由な発想の下、なぜそう考えたのかをディスカッションし合います。さらに小学生になると、そこに「協力し答えを導き出す」過程が加わります。例えば小学2年生では、100通り以上の条件の中から気球が飛ぶにはどうするべきかを自分で仮説を立てて工作します。実際に飛ばして実験した結果から意見交換をすることで、正解を導き出すプロセスを体験します。

「もちろん実験が必ず成功するわけではありません。なぜ失敗したのか、どこをどう工夫すればいいのかという過程が大切だと気付き、改良して得た成功は、本当に嬉しいものです。その喜びが学びへの活力になります」。

そういった土壌で育った子供たちが大人になり、医者や航空工学、IT分野など自らの夢に向かって進むのだそうです。

取材先:サイエンス倶楽部 横浜教室

取材教室:幼児コース(年中)
横浜市神奈川区鶴屋町3-28-6カーサブランカビル3F
TEL:045-317-5340

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