ラボ加藤パーティに聞きました
ラボ・パーティは、全国3000カ所、4万人が集う組織で、英語教育と国際交流を行います。生徒は幼児や小学生が多いですが、その後、大学生まで継続する人も。自分が幼いころに通っていた同じ体験をさせたいと親子2代で通う人も少なくありません。指導するテューターは、子育て経験のある女性で、自宅を教室とすることが多く、私もそのひとりです。
4人の子育てをしながらテューターになったのは、今から約20年前。自分の語学スキルを生かしたい、わが子に豊かな英語環境をつくりたいと考えたのがきっかけです。その後夫の転勤があり、シカゴで3年間暮らしたのですが、そのとき、ラボの教育がどんなに優れたものなのかを心から実感しました。というのも、シカゴで子どもが通っていた幼稚園で見た教育は、ナーサリーライムや手遊び、物語に親しみながら体験を通して学んでいくものです。さらに、相手の気持ちを考えながら言葉かけをするなどすばらしいものです。しかし、それはまさにラボが目指す教育そのものだったのです。
ラボのレッスンで代表的なもののひとつが、世界の物語を題材に、表現を作り上げる「テーマ活動(劇 ごっこ)」 です。英語と日本語が交互に流れる物語CD「ラボ・ライブラリー」を繰り返して聞くことで英語のフレーズを吸収し、感情をこめて表現していきます。ここでポイントとなるのが、みんなで話し合うこと。年齢差のある子どもたちの間に、思いやりや協調性、年長者への憧れや年下の子への気配りなども生まれます。乳幼児と共に訪れるママたちも多く、日本語と英語を区別なく聞くことで語学力を育てるとともに、ママたちの子育て相談、情報交換の場としても好評。温かさが自慢です。
(お話: 加藤 千晴 テューター)
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