クルツアカデミーに聞きました
私のルーツはドイツにあり、長く南アフリカ共和国で暮らしました。祖父はドイツの内務大臣を務め、さまざまな教育改革を行った後、アフリカ諸国で憲法の草案を作成、学校や病院の設立にも尽力しました。彼の夢は「世界中のすべての人々が平和に共に暮らせる社会をつくること」でした。
私はその志と理念を受け継ぎ、長年にわたり、世界各国で外国語教育に携わってきました。そして、1988年、横浜雙葉学園に英語講師として招かれたのを機に、30年以上横浜で暮らしています。
雙葉では生徒に英語を教えるだけでなく、日本人の英語教師を対象とした研修も行いました。また同時期にベルリッツ・ジャパン(株)において、世界中のVIPに5カ国語(英、独、蘭など)を指導、最優秀講師賞を受賞したり、児童心理学の学位を生かし、プロジェクトリーダーとして、キッズクラスを成功に導いたりという貴重で名誉ある経験をしました。
その後、バイスプレジデントを経て、それらの集大成の意味も込め、2008年、留学のサポートを行う(株)国際教育コンサルタンツ(IEC)を設立し、翌2009年には語学スクール「クルツアカデミー」を開校しました。
現在、クルツアカデミーには、幼児から80代まで幅広い年代の方が通っています。近隣にお住まいの方やお勤めの方だけでなく、はるばる小田原や三島から新幹線で通ってくれる生徒さんもいます。
楽しく英語に触れて苦手意識をなくしたい、いつか海外で働きたい、日本を訪れる外国人とコミュニケーションが取れるようになりたいなど、目標は人それぞれで、学びたいという意欲があればどなたでも大歓迎です。私が一番幸せなのは、生徒さんにレッスンをしている時間です。ともに学び、幅広い視野と知識を身につけてほしいですね。
英会話を学ぶことに年齢は関係ないのです。幼児の場合は頭脳が柔軟ですから学んだことがどんどん吸収され、ネイティブの発音もすんなり入ります。残念ながら日本の英語教育はだいぶ遅れており、学校の授業だけでは英語で考えられる力までは身につかないのが現状です。真の国際人として未来の可能性を広げるためにキッズ英会話を活用していただきたいと思います。
(お話:株式会社国際教育コンサルタンツ (IEC)代表取締役社長 ウーリッヒ・クルツ 先生)
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