【教えてドクター】Q.白目にシミのような斑点があり、鏡を見るたび気になってしまいます。

A.白目の茶色や黒っぽいシミの正体は、「結膜母斑」と呼ばれるホクロです。

白目にできる茶色や黒っぽいシミの正体は「結膜母斑」と言い、「母斑」とはあざやホクロのことです。

大きさは人それぞれで、生まれつきある場合もあれば、知らないうちにできていた、ということも。痛みやかゆみなどの症状はありませんが、見た目が気になって来院される方もいらっしゃいます。

中には、少しずつ大きくなってくる場合もありますが、それが視力に影響することはありません。放置していても、見た目が気にならないようでしたら、特に治療する必要はありませんのでご安心ください。

遺伝や紫外線、加齢などさまざまな原因が考えられます。

先ほども言いましたが、結膜母斑はあざやホクロです。突然できる場合もあれば、子どもの頃からあるという方も。

その原因は遺伝や紫外線、加齢などさまざまです。あざやホクロが多い体質の方は結膜母斑ができやすいのかというと一概にそうとは言えません。

従って相談に来られる患者さんも、お子さんから年配の方まで幅広く、当院には特に、20代から50代の方がよく来られます。

気になる場合は治療も可能です。あまりにも大きい場合は注意!

視力の低下や何らかの疾患につながることはありませんが、1~2ミリほどの大きさであったり、充血を伴ったり、という場合は直ちにご相談ください。

非常にまれなケースですが、悪性黒色腫の疑いがあります。メラノーマやホクロのがんとも言われ、失明どころか命に関わることも。

見た目が気になる方は除去することも可能です。ホクロに対してレーザー照射を行うレーザー治療で、1回で目立たなくなる方もいれば、複数回の利用が必要になる場合もあります。

当院でもレーザー治療を行っていますのでご相談ください。

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お話を伺ったのは

きくな湯田眼科 副院長 湯田健太郎先生

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