心療内科医に聞く「外で遊ばず友達もいないみたい」

外で遊ばず友だちもいないみたい。
引きこもりにならないか不安です。
友だちと外で遊ばない理由は何かを聞いてあげましょう。

集団の中にいるのが苦手なのかも…

低学年のうちは家庭中心の生活なので、問題になってくるのは小学4年生ぐらいからでしょうか。
このぐらいで子どもたちの間に変化が起きます。仲間との関係が広がっていき、暗黙のルールのようなものができるのです。

そんな集団の空気に合わせられず、その輪の中から外れてしまうことがあり、友だちができづらくなると思われます。

まずは、学校での様子を把握しましょう。
子どもさんが空気を読めず、ちょっとズレたことをしてしまうことがあれば、それは特性かもしれません。
それがからかいの対象になり、集団の中にいるのが難しくなっているのかも。不安がある方は学校や専門の機関に相談してみるといいでしょう。

ご両親が心配になるのももっともですが、「外で遊びなさい」と一方的に話すのではなく、何か困っていることがないか、一緒に考えて行動してあげましょう。
声をかけて終わりではなく、その裏に何があるのか探してあげる。場合によっては学校の先生と連携することも大切です。


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▲プレイセラピーを行うプレイルーム。心の内面を言葉で伝えられない子どもが、遊びを通して自分の思いを表現する診療に使用します(陽だまりクリニック美しが丘 横浜市青葉区)

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お話を伺ったのは

陽だまりクリニック美しが丘 理事長 西山 晃好 先生

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