全世代、専門で区切らず、どんな悩みにも相談できる家庭医療を目指す、ファミリークリニックあざみ野。院長先生にお話を伺いました。
年齢や専門で区切らない
家庭医療で安心を届けたい
「患者さんを総合的に診ていきたい」という思いから医師を志したという石井道人先生。小児科や救急外来などの勤務を経て、北海道の人口約2千人の小さな町のお医者さんとしても経験を積んできました。町に一人の医師のため、診療所での診療はもちろん、校医として町のすべての園や学校を回り、乳幼児から高齢者、妊婦さんまで、さまざまな年齢の方を診察してきたそうです。
限られたリソースの中で、ときには住民の助けを借りながら医療を提供しなくてはいけないこともあったといい、地域で安心して暮らしていくためには、医師が地域住民の健康を幅広くカバーすることが必要だと実感したそうです。
医療を年齢や専門で区切らず、まずこのクリニックに行けば必要な処置やアドバイスをしてもらえる、という安心感、信頼感を地域の誰にでももってもらうこと。そして、寝つきが悪い、夜寝てくれない、といったような子育てのどんな悩みでも気軽に相談できる家庭医療を目指しています。
全世代、家族をまるごと診るメリットを生かした診療
「よくあるのが、共働きのご家庭で、具合の悪いお子さんをおばあちゃんが連れて診察に来られるケースです。おばあちゃんはすでに通院していて顔見知り。信頼関係が築けており、家庭内の状況もよくわかるので、とても連携が取りやすいんです。もし、風邪などが家庭内でも広がってしまったときにも、病状がよくわかっているので対処しやすいというメリットもあります」と石井先生。
「持病があるお母さんが妊娠された場合も、薬をどうしたらいいのかといった相談に応じ、お子さんが産まれたら、今度はお子さんの発達や病気の診察をしながら、引き続きお母さんの体調をサポートしていくことができます」。
ほかにも、胃がんの発症リスクを高めるとされているピロリ菌は、親が保菌者の場合に子どもも保菌している可能性が高いといわれ、一人一人を切り離して考えることはできません。
こうした家族単位で健康をサポートしてもらえるよさを実感できる、頼りになる街のクリニックです。