小学校低学年までは中耳炎に要注意

普遍的なものにある安心感
定番の治療で健康を支える

院長  佐久間 惇 先生(北山田耳鼻咽喉科:都筑区北山田)
▲院長 佐久間 惇 先生 佐久間耳鼻咽喉科クリニック(宮前区菅生)

 大学病院などで、長きにわたって中耳外来を担当してきた佐久間先生。その経験を頼って、多くの子供たちが中耳炎の治療に訪れます。子供が風邪をひいた後にかかりやすい急性中耳炎や、何度も繰り返す反復性中耳炎、副鼻腔炎など症状は多岐にわたります。小学校低学年ぐらいまでは、抵抗力が弱くかかりやすいため注意が必要です。「子供さんの鼻水がなかなか止まらないとき、そのままにしておくと中耳炎になりやすいので気をつけてあげてください」と先生。しかし診察を怖がる年代でもあるので、先述した鉄道模型で緊張を解き、患者さんの負担が少なくなるよう手際のいい治療を心掛けています。「開院してから今日まで、治療スタイルを大きく変えていません。普遍的なものには安心感があります」、という佐久間先生。さまざまな治療法や検査が淘汰されていく中でも残っている治療を定番と捉え、患者さんが安心できる医療を提供しています。

ネブライザーの前にある模型を見ていると「あっという間に終わった!」と子供たちから好評です。ほかにも先生お手製のジオラマが飾られています(佐久間耳鼻咽喉科クリニック:宮前区菅生)
▲ネブライザーの前にある模型を見ていると「あっという間に終わった!」と子供たちから好評です。ほかにも先生お手製のジオラマが飾られています(佐久間耳鼻咽喉科クリニック:宮前区菅生)

最新情報をチェックしよう!