栄養療法で体質を変えて健康に

栄養状態を改善して病気に強い体質に変える

 星野先生はこれまで、漢方薬を効果的に取り入れ、西洋医学と漢方を使い分けて治療にあたってきました。加えて近年、力を入れているのが分子整合栄養医学に基づく栄養療法です。

これはビタミンDや鉄、亜鉛などを食事やサプリメントによって十分量摂取することで体の代謝を改善し、ひいてはその人の体質そのものを変えていくというものです。「ようやく認知されはじめた分野で、その可能性は未知数です」と先生。
院長 星野 千代江 先生(ほしの小児クリニック:都筑区中川)
▲院長 星野 千代江 先生(ほしの小児クリニック:都筑区中川)

発達障害や重症のアトピー性皮膚炎などでも必要十分な栄養素を補うことで薬を服用せずに症状の改善が見込める場合もあるそうです。

さらに栄養状態を見直し、体調を整えることによって、その人が抱える病気や不調の治療をより効果的に進めることも期待できると言います。「今後は西洋医学を中心に漢方や栄養療法などを取り入れ、最善の治療法を提案できる医者になりたいと思っています」。

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