連日200名前後の診療をこなしつつ、自らのアンチエイジングにもストイックに取り組む「超熱血ドクターM」でお馴染みの松井クリニック 松井潔院長。
確実に成果を出す松井先生は、今ではトレーニングジムの監修、アドバイスまで行っているそうです。
今回の「Dr.Mに聞きました」は「ワキ汗」について
汗っかきで、この時期から服の汗染みが気になる、緊張するとワキ汗がひどくて、人前に出たくなくなる、などなど、ワキ汗に悩む方は多いのではないでしょうか。
そんなお悩みに、松井先生にお答えいただきました。
Q.ワキ汗がひどいのですが、病気でしょうか。
ワキの下はもともと汗腺が多いうえに、緊張やストレスなどの精神的な刺激と、気候や運動による温熱刺激の両方で発汗が促進されるため、汗を多くかきやすい部位です。
生活に支障が出るほどワキ汗が多く出る病気のことを「腋窩多汗症(えきかたかんしょう)」といいます。
Q.「腋窩多汗症(えきかたかんしょう」の治療について教えてください。
医師が診察で「生活に支障をきたす」と判断した、「重度の原発性腋窩多汗症」の場合は、「ボツリヌス療法」という治療が保険適用になります。
ボツリヌス菌がつくる天然のたんぱく質を有効成分とする薬をワキの下に注射して、発汗を抑える治療で、効果は4~9カ月継続します。
自費で約50,000円~100,000円ほどする治療が、保険適用になると、25,000円(3割負担の場合)になります。
生活に支障が出るほどではないが気になるという方には、塗り薬や飲み薬もあるそうです。
一般保険診療から自由診療まで、さまざまなお悩みに幅広く対応してくれる松井クリニックだから、安心して相談できますね。